ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

山火事鎮火で大活躍の陸上自衛隊

2021年02月26日 | Weblog
大災害時における陸上自衛隊の活動は本当に嬉しいことです。組織力、機動力が活かされています。隊員の献身的行動に感動します。

今回の足利市で発生した山火事も、市と連携をとりながら陸自のヘリコプターが8機協力して2月22日(月)から連日山火事現場上空から放水を繰り返し、消火に当たってきました。自衛隊というより防災隊です。

しかし、アメリカ、オーストラリアなどの大規模山火事の例を見ても乾燥期の鎮火は容易ではなく、燃える木がなくなって消えたとか、大雨になって消えたとか、現在の消火技術では消火はむずかしいようです。できるだけ火勢を弱めながら、延焼をとめやすい場所を見つけ、そこで確実にとめるような対策になっていると思います。

大風で木と木の摩擦で発火することもありますが、誰かの火の不始末が原因ということが多いようです。私も学生時代、冬山に入って食事の準備に枯れ木に火をつけたところ簡単に太い木が燃え上がってその火勢に驚き、必死に雪をかけたり、燃えている木に雪を押し付けたりして消したことがあります。雪山でも乾燥した空気が山の斜面にそって吹き上げており、ふいご効果を発揮するのでしょう。火のついたタバコの吸い殻でもポイっと捨てますと、風で吸い殻の火が強くなる上、転がるなどして、枯草、細い枯れ枝に接触・接近すると簡単に火が広がります。あっと言う間に火勢が上がるので消火ができなくなります。

どこにいても、小さな火でも火の用心が大切です。