10年前の11.3.11の大地震大津波の被害を思って

日本は原発廃止を決めてくれることを祈ってきましたが、人々の反省は薄れ、なんと菅義偉内閣は脱炭素の代わりに原発再稼動を重視しています。喉元通れば熱さ忘れる国民性は、いい面もありますが、悪い面もあります。原子力利用の危険性は決して忘れてはいけないことだと思います。

大地震大津波の被害からの復興は終わったというお話を聞きますが、喜ぶどころか被害に学ばない日本に悲哀を感じます。これからも原子力利用の危険性をブログで訴え続けます。ただ原発に反対と言うだけでなく、選挙では原発再稼動賛成の政治家には投票せず、原発反対の政治家に投票して、まずは原発廃止を決めるような行動力のある人になってほしいと思います。原発の稼動を止め、現存の放射性廃棄物の安全管理に全力を投入すれば、大規模放射能汚染を防ぐ確率は大幅に向上します。

原発再稼動は地球温暖化防止になりません。原発事故による放射能汚染の恐れがあります。増えた放射性廃棄物の永久安全保管に子孫が苦悩します。現代人さえよければいいという思考は人命軽視です。大罪です。子孫の苦悩はできるだけ減らすことを考えるべきです。