ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

安倍晋三内閣は日本の問題を見誤っている

2014年08月26日 | Weblog
安倍内閣が登場する前の経済状態はデフレであったと言って安倍内閣は金融緩和、財政出動をやっているが、それでもデフレから脱却できないと言っています。
実は通貨の量が原因ではなく、供給に較べて需要が少なかったと思います。
日本は人口減少、老人割合増加です。
需要減少は必然と思います。
物価が下がった原因は、供給に比して需要が少ないこともありましたが、円高で輸入品が安かったこともありました。

要するに安倍内閣の金融緩和、財政出動(アベノミクス)でデフレ脱却ができないのは、医者が診断を誤って投薬するのと同じだと思います。
安倍内閣は日本の経済動向を見誤っています。

経済の質を落とさず、経済縮小させることが一番の経済政策のポイントであり、政府は経済縮小に備えるべきでした。
概して国民はアベノミクスに踊らず、用心深く行動していると思いますが、甘いアベノミクスのせいで危機意識が甘くなっていると思います。
アベノミクス失敗が明白になった後、日本の状態は一段と危機が深まっていると思います。

1. 東京電力福島第一原発(事故原発)の処理が進まず、大量の放射性物質が解放系に放置されており、放射能漏洩・汚染が続いている。
放射能汚染地の除染が不十分で汚染食物の摂取などで国民の体内放射性物質が減らないため、放射能障害が出る恐れが続いている。

2. アベノミクスで政府の借金が増え続け、日銀の国債の保有量が増え続ける。
政府は期限がきた国債を買い戻すが、また国債を売るだけで日銀の国債保有量は減らない。
政府と日銀の信用が落ち、円の信用も落ちる。
国民の円資産は大幅に目減りし、大損になる。
(注)国民はアベノミクスで株価が上がったと喜んでいますが、現代は世界経済交流時代ですからドル80円が100円になったことは大損でした。

3. 国内生産、輸出が減り、貿易収支が記録的赤字を続けている。
国際収支も赤字になったが、赤字が定着する恐れが大きい。

4. 東北地方太平洋側の被災地の復興(含事故原発処理、放射能汚染処理)に資金、労働力、資材が必要なのに、東京オリンピック準備やリニア中央新幹線の建設に資金、労働力、資材を取られるため被災地復興が遅れ、日本の基盤回復が弱い状態が続く。

5. 経済成長するという安倍内閣の言葉を信じて投資(投機)した資金が投棄になる。
個人投資家、機関投資家の破綻が金融混乱を引きおこす。

6. 安倍内閣の積極的平和主義が、無益有害な外国や武装組織との争いを大きくし、防衛の拡大、兵器産業の拡大、本当に戦争を引きおこし、日本人の闘争本能が強まり、人命が軽視され、健全な生活が破壊される。

闘争本能が強まっても健全な生活が失われたら幸福になることはありません。
自分が苦しみ死ぬだけでなく、家族を悲しませることになるでしょう。
日本人は平和ボケだと批判している評論家は、自分は戦場に行かないのに、闘争本能が強く思慮の浅い人を戦場に送り、死なせることになります。
大切な生産・生活基盤を破壊します。
戦争必要論者、積極的平和主義者には要注意です。
(注)自衛隊東富士演習場に行って戦車の砲撃などを見て興奮している政治家がいます。
時代遅れではないでしょうか。
また世界文化遺産の富士山を破壊していることを知るべきではないでしょうか。

真の愛国者は死に急ぎません。
簡単には戦争しません。


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