寒波のせいで暖房需要が増えたからと言われており、発電所の発電余力が5%前後しかないと言われていたので、発電所不足かと思っていましたが、今日になって火力発電の燃料であるLNGが不足していると言われています。どこかいい加減な情報です。
この程度の寒波で突然電力供給不安情報を流しているのは大手電力会社だと思いますが、菅義偉内閣も後押ししていると思います。正しい情報データにもとづいて丁寧に説明しないことや、人々の不安を煽るような言い方をしていることから推察すると、原発の再稼動を求める国民の声を期待している感じがします。
電力供給は非常に重要なことです。電力業界は予測に基づいて十分な供給計画を立てます。能力に問題があれば、早めに情報を流し、政府や人々の協力を求めます。今回の寒波程度で突然悲鳴を上げるような電力業界ではレベルが低すぎます。
ところで、今回の節電要請に基づいて人々が一段と節電の工夫努力をすることはいいことだと思います。ウイルス禍のせいで人の移動・群集活動が減っています。夜の活動もやめようと言っています。節電しなければ収益性が大幅に減る事業・仕事は無数と思います。鉄道会社は間引きしなければいけません。在宅勤務などの増加で事務所の空きが増えます。ビルの上層部は使用をやめるような合理化が必要です。町にも建物にもゴースト空間が増えます。ウイルス禍が終息しても、合理化近代化を進めれば電力需要は確実に減ります。
家での生活でも、昼間、わざわざ寒くて暗い部屋で暖房照明を使うのではなく、暖かくて明るい部屋にいるようにすれば暖房・照明費を減らせます。夜は早寝するようにすれば照明費を節約できます。
間違っても原発を再稼動してくれと言わないことです。
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