人々が生きるの必要なもの・サービスの供給は問題ないと思っていましたが、政府の発表によると電力供給が限界のようです。冬場の暖房のせいだと思いますが、最近省エネルギー意識が薄れ、電力消費慣れしたことが最大の問題と思います。菅義偉内閣は脱炭素社会を実現すると言いますが、これは省エネルギー社会を実現するという意味ではありません。菅内閣は炭素系エネルギーの代わりに原子力エネルギーを重視すると言っています。困った内閣です。
改めて私達は省エネルギーを意識し、具体的な行動をおこすべきです。ウイルス感染拡大防止のため飲食店20時以降営業禁止と言っていますが、この際、飲食店に限らず、夜間活動を減らすといいと思います。スポーツ産業、娯楽産業などは夜間営業を重視しますが、これは人々が昼間は仕事をしていてスポーツ、娯楽などに時間を割かないからです。今後はデジタル化、機械化の進展で、昼間の仕事の合理化が進み、週休3日以上が普通になるでしょう。スポーツ産業なども昼間の営業を重視するといいと思います
(注)原発を利用するようになって夜間活動が急速に増えました。原発は、出力制御ができないので夜の電力消費が重視されました。今は原発反対の時代です。夜の活動を減らす必要があります。火力は出力制御ができます。夜間の発電を減らすことができます。
動的活動をすると仕事をやっている感じがすると言って動き回っている人が多いと思いますが、動いた割には収益は少ないのではないでしょうか。動きすぎて労働生産性を悪くしていることは多いと思います。もうちょっと静かに儲けることを考えると労働生産性が上がると思います。省エネルギーにもなります。
住宅でも事務所でも工場でも、昔は太陽光を重視しましたが、近年はわざわざ太陽光を遮断し、昼間まで電気照明をやっている建物が多いと思います。太陽光を利用する建物を重視すべきです。高級住宅と言われるタワーマンションなどは電気照明がなければ、大昔の暗い洞穴でしょう。現代は温調が重要と思います。太陽光を利用し、かつ省エネルギーで温調できる建物設計を重視するといいと思います。私の住宅は、最新の断熱住宅ですが、よく使う部屋はすべて南側に設け、太陽光をフルに利用しています。晴れていれば冬でも暖房なしです。曇っていても暖房負荷はそれほど大きくはありません。夜は早寝する習慣にすれば電気照明も節約できます。
都市ガスはやめ、余った炭素系燃料は火力発電に回すべきです。都市ガスのエネルギー利用効率は非常に悪いと思います。
現在の人々の節約志向は省エネルギーになっています。政府のWith corona, go toキャンペーンに乗らない方がいいと思います。ウイルス感染防止対策になるだけでなく、省エネルギーにもなります。もの・サービスを買うときは本当に必要かとちょっと考えるようにするといいと思います。もの・サービスの提供には大量のエネルギーが使われています。ペット飲料消費を1日一つ減らすだけでも大きな省ネルギーになります。
自然エネルギー利用にもっと熱心になるといいと思います。この熱心さが、省エネルギー意識を高めます。原発再稼動と言うと省エネルギー意識が消えます。水力利用を考えると山に目がいきますが、海にも注目すべきです。日本には潮の流れが急な海峡が多くあります。この流れを水力発電に使うといいと思います。湾は、湾口部に堤防を設け、堤防の下部に水路を設けると、水路に規則的な流れの速い海流をつくることができます。湾を港に利用していることが多いと思いますが、していない湾も多いと思います。湾口部に堤防を設けても湾内は水の交換がおこっていますから環境変化は比較的少ないと思います。日本はもっと真剣に自然エネルギー利用を考えるといいと思います。
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