はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

紅葉の立山へ(その2)

2015-09-24 20:02:24 | 山歩き
(チングルマの草紅葉)

雄山で参拝したら、つぎは、立山三山の最高峰、大汝山(3015)をめざします。
普通なら20分で行けるのですが、渋滞のため倍ほどかかりました。(さすが五連休です)
3千メートルの稜線から眺めた室堂方面です。(ガスってます)

雷鳥沢のキャンプ場には、たくさんのテントが立っています。(ズームで)

それにしても、体の調子は一向に良くなりません。大汝山の頂上も以前に来たことがあるので、パスしました。頂上に立つにも長い行列です。
今回も、古くからの山歩きの仲間のアラちゃんと来たのですが、彼が頂上に行っている間、大汝休憩所で一休みしましたが、20分近くも待っていました。

つぎは、富士ノ折立(2999)をめざします。そこまでは20分ほどの道のりです。途中、ラッキーなことに雷鳥に出合うことができました。もう1分早かったら、目の前を通ってくれたのですが。残念ながら後ろ姿です。

富士ノ折立では、記念写真だけを撮って、先をめざします。

ここからは、しばらく稜線上を下ります。

途中で振り返ると、けっこう急な下り道だったのでびっくりです。

さっきまで歩いていた立山三山も、遠くになってしまいました。


本当は、ここから真砂岳、別山、別山乗越から雷鳥沢へ下りる予定でしたが、私の体調不良のため、「大走り」ルートを下りることにしました。
そして、この大走りを下りだした頃から、また紅葉パラダイスがはじまりました。(晴れていたら、もっと輝いていたのでしょう)

赤色が、朝より一段と濃くなった感じがします。

天候は曇りなのですが…。晴れていたらどんなに輝くのでしょう。

室堂乗越方面の紅葉です。

山崎カールの紅葉もすばらしい。

カール一面が錦秋の紅葉です。


このように紅葉はすばらしかったのですが、バテバテになりながら、なんとか雷鳥沢に辿り着くことができました。

テント泊ではありませんよ、五連休なので、予約しておいた雷鳥沢ヒュッテに泊まりました。ヒュッテに入るやいなや、白濁の温泉に浸り、ようやく人心地付くことができました。(なにしろ地獄谷が源泉ですから効きます)
夕方、外に出てみると、大日岳方面に美しい夕焼けが見えました。

立山も夜を迎えます。社務所の灯りも見えます。

お世話になった雷鳥沢ヒュッテです。


つづく。