夏山にGOのはずが、天気が芳しくないので、登山は早々に諦めて、再び信州ぶらり旅になってしまいました。
働いている頃は、日程が優先したので、雨でも登山をしたものです。今は、天気が選べる身分になったのですが、その天気に嫌われたようです。昔から、自分は「雨男」ではないかと思っていた(他人も思っているようです)のですが、最近はかなり改善されて「曇男」ぐらいになったようですが、やっぱり「晴男」になりたいです。
さて、乗鞍高原にやって来ました。お蕎麦をいただいたら、次は温泉です。
乗鞍温泉といえば、今から30年ほど前に、はじめて乗鞍を訪れたときに、人ひとり入れる湯船のみの露天(だったと思うのですが)の温泉に入った記憶があります。今は無くなったようですが、それがひょっとして、今の「せせらぎの湯」かもしれませんね。(自信はありませんが)

今回は先客がいたので、入るのを諦めました。お金はいらないし、お湯は白濁だし、いいところなんですが、なにしろ狭いもので。
ということで、「湯けむり館」にやってきました。

ここも久しぶりに訪れたのですが、場所が移動していました。聞くと、3年前に移ったそうです。今は駐車場の奥に建っています。前の施設では、内風呂がたしか桧の浴槽だったと思うのですが、今はタイルになっていました。
さて、お蕎麦も食べて、温泉にも入って、ゆっくりと乗鞍を楽しんだので、今回はこれで帰ることにしましょう。道路端のお花に別れを告げて乗鞍高原をあとにしました。

帰路は、158号線で高山に出ることにしました。途中、安房峠がありますが、今回は旧道の峠越えのコースで行くことにしました。13万キロ走った愛車のエクストレイルに頑張ってもらいましょう。
安房峠の旧道を走っていて、こんな道を大型の観光バスやらトラックが、よく行き来したもんだと感心してしまいます。秋の観光シーズンには、ここを抜けるのに6時間もかかったという話が残っています。幸い私は、いつもスムーズに越えていましたが、係の人が誘導していた光景は覚えています。今では安房トンネルで、あっという間に峠を越えてしまいます。
ジグザグのつづれ道を走って、峠のてっぺんにやって来ました。途中には、中ノ湯温泉がありました。トンネル工事に伴う水蒸気爆発で現在の場所に移ったのですが、以前は釜トンネルの近くにありました。その頃、山から下りてきて、国道沿いの露天風呂に浸かりながらバスに手を振った思い出があります。
峠の標高は1790メートルで、県境があります。下の写真は、長野県側から見たものです。

これは、岐阜県側から見たものです。晴れていれば、穂高連峰が見えると思うのですが…。

この安房峠は、古くから信濃と飛騨を結ぶ街道でした。両国を結ぶ道は野麦峠を越える野麦街道が本街道のようでしたが、安房峠も脇街道として活用されたようです。峠にはお地蔵さんが、旅人の安全を見守るように、ひっそりと立っていました。(気になったので、お地蔵さんのことを調べると、昭和13年に国道ができた頃に造られたようでした)

古安房峠と言われる旧道が通っていたのは、今の安房峠より少し南の安房山と十石山の鞍部だったそうです。この旧道も「鎌倉街道」と呼ばれたそうです。(朝日新聞社発行 朝日選書『峠の歴史学ー古道をたずねてー』服部英雄著に詳しく書かれています)
今では、こちらの方が本街道になって野麦峠は観光客しか訪れなくなりましたね。これも時のうつろいというか、歴史のおもしろいところなんでしょう。
安房峠から見た安房山(2219メートル)

そろそろ大阪に帰るとしましょう。
※この日(7.28)、甲信が梅雨明けをしたということでした。(ほんまかいな?)
今、週間天気予報を見ても、来週も傘マークが並んでいるのはどうしてでしょう?それでも、いつかは天気が続く日が来るはずです。その時には、また再挑戦するつもりでいます。でも、お花畑の見頃は終わってしまうかもしれませんね。
働いている頃は、日程が優先したので、雨でも登山をしたものです。今は、天気が選べる身分になったのですが、その天気に嫌われたようです。昔から、自分は「雨男」ではないかと思っていた(他人も思っているようです)のですが、最近はかなり改善されて「曇男」ぐらいになったようですが、やっぱり「晴男」になりたいです。
さて、乗鞍高原にやって来ました。お蕎麦をいただいたら、次は温泉です。
乗鞍温泉といえば、今から30年ほど前に、はじめて乗鞍を訪れたときに、人ひとり入れる湯船のみの露天(だったと思うのですが)の温泉に入った記憶があります。今は無くなったようですが、それがひょっとして、今の「せせらぎの湯」かもしれませんね。(自信はありませんが)

今回は先客がいたので、入るのを諦めました。お金はいらないし、お湯は白濁だし、いいところなんですが、なにしろ狭いもので。
ということで、「湯けむり館」にやってきました。

ここも久しぶりに訪れたのですが、場所が移動していました。聞くと、3年前に移ったそうです。今は駐車場の奥に建っています。前の施設では、内風呂がたしか桧の浴槽だったと思うのですが、今はタイルになっていました。
さて、お蕎麦も食べて、温泉にも入って、ゆっくりと乗鞍を楽しんだので、今回はこれで帰ることにしましょう。道路端のお花に別れを告げて乗鞍高原をあとにしました。

帰路は、158号線で高山に出ることにしました。途中、安房峠がありますが、今回は旧道の峠越えのコースで行くことにしました。13万キロ走った愛車のエクストレイルに頑張ってもらいましょう。
安房峠の旧道を走っていて、こんな道を大型の観光バスやらトラックが、よく行き来したもんだと感心してしまいます。秋の観光シーズンには、ここを抜けるのに6時間もかかったという話が残っています。幸い私は、いつもスムーズに越えていましたが、係の人が誘導していた光景は覚えています。今では安房トンネルで、あっという間に峠を越えてしまいます。
ジグザグのつづれ道を走って、峠のてっぺんにやって来ました。途中には、中ノ湯温泉がありました。トンネル工事に伴う水蒸気爆発で現在の場所に移ったのですが、以前は釜トンネルの近くにありました。その頃、山から下りてきて、国道沿いの露天風呂に浸かりながらバスに手を振った思い出があります。
峠の標高は1790メートルで、県境があります。下の写真は、長野県側から見たものです。

これは、岐阜県側から見たものです。晴れていれば、穂高連峰が見えると思うのですが…。

この安房峠は、古くから信濃と飛騨を結ぶ街道でした。両国を結ぶ道は野麦峠を越える野麦街道が本街道のようでしたが、安房峠も脇街道として活用されたようです。峠にはお地蔵さんが、旅人の安全を見守るように、ひっそりと立っていました。(気になったので、お地蔵さんのことを調べると、昭和13年に国道ができた頃に造られたようでした)

古安房峠と言われる旧道が通っていたのは、今の安房峠より少し南の安房山と十石山の鞍部だったそうです。この旧道も「鎌倉街道」と呼ばれたそうです。(朝日新聞社発行 朝日選書『峠の歴史学ー古道をたずねてー』服部英雄著に詳しく書かれています)
今では、こちらの方が本街道になって野麦峠は観光客しか訪れなくなりましたね。これも時のうつろいというか、歴史のおもしろいところなんでしょう。
安房峠から見た安房山(2219メートル)

そろそろ大阪に帰るとしましょう。
※この日(7.28)、甲信が梅雨明けをしたということでした。(ほんまかいな?)
今、週間天気予報を見ても、来週も傘マークが並んでいるのはどうしてでしょう?それでも、いつかは天気が続く日が来るはずです。その時には、また再挑戦するつもりでいます。でも、お花畑の見頃は終わってしまうかもしれませんね。