はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

宮崎・鹿児島の旅(歴史的な街並みが残る飫肥へ)

2018-11-14 19:05:55 | 知らない街をぶらり
宮崎ではもう一ヶ所訪ねたいところがありました。それは歴史的な街並みが残る飫肥(おび)という町です。

飫肥の街並みです。ここは重要伝統的建築物群保存地区に指定されています。昭和52年に九州で最初に国の指定を受けたそうです。



石垣の街並みがつづきます。歴史の教科書にも登場する、明治の外交官・小村寿太郎もこの町の生まれでした。



飫肥は伊東藩五万一千石の城下町でもありました。今も飫肥城跡が残ります。



思った以上に立派なお城でした。



歴史を感じるお城です。



友人にお城ファンがいますが、日本中のほとんどのお城に行ったそうです。それも凄いと思います。



飫肥城には天守閣はありませんでしたが、それでいいと思います。



お城をあとに武家屋敷通りを歩きます。このあたりが重要伝統的建造物群保存地区らしいところでした。



九州の小京都といわれるそうですが、私は、「小京都」という言葉があまり好きではありません。



静かな街歩きが楽しめましたが、ちょっと寂しい気もしました。



飫肥では昼食もいただきました。飫肥の名物は「おび天」です。鹿児島のさつま揚げとは、ちがった味でした。丼は「かつおめし」です。温かいおだしでいただきます。かつおの出し汁が美味しかったです。



さいごに飫肥駅に立ち寄って、宮崎市内へと戻ることにしました。鉄道ファンとしては駅も大切な鑑賞スポットです。



帰り道に海外岸沿いを走っていたらサーファーが見えたので、ちょっと見学しました。



そして、国道沿いの素敵な駅もみつけました。JR日南線の小内海駅です。



JR日南線は南宮崎駅から鹿児島県の志布志駅までを走る路線です。ちなみに、志布志へは大阪南港からフェリーさんふらわあが出港しています。(弾丸フェリーもありますよ。)



この日は宮崎市内のホテルに泊まりました。夜は美味しい地元の焼酎(宮崎ではアルコール度数は20%でした。)とともに、地鶏の炭火焼やチキン南蛮をいただきました。鶏料理は大分でも美味しいと思いましたが、宮崎も美味しかったです。


※訪問日 2018.11.8