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はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

大賑わいの嵐山を訪ねました

2018-11-22 19:30:29 | 京都をぶらり
11月18日の日曜日に嵐山に行ってきました。秋の紅葉シーズン真っ只中の嵐山は、思った通りの大賑わいでした。
その賑わいを避けて、少しでも静かな嵐山を楽しみたいので大悲閣千光寺に行くことにしました。

阪急嵐山駅に到着した電車から人の波が押し寄せます。時刻は11時過ぎです。



この日の目的地は、保津川の右岸にある大悲閣です。阪急電車をおりた観光客は、ほとんどが渡月橋を渡っていくので、渡月橋では人の渋滞がおきていましたが、右岸は空いていました。



ボート乗り場を過ぎると、静かな川べりの道歩きです。ところで、嵐山の紅葉ですが、この日(18日)はまだ少し早いように感じました。写真は対岸の紅葉です。



保津川下りの船がやってきました。こちらも満員のようです。



歩いて来た下流を眺めます。大悲閣への登り口までは20分ほどでしょうか。登り口のところには、あの「星のや京都」があります。



大悲閣には山道を登って行きます。10分もあれば着くでしょうか。



大悲閣は思った通り空いていました。渡月橋あたりの喧騒が嘘のようです。



門までくれば、あと少しです。



大悲閣千光寺は、江戸時代のはじめに豪商の角倉了以が建てたお寺です。下を流れる保津川も了以の開鑿によって船が通れるようになりました。この寺も開鑿工事に携わった人々の菩提を弔うために建てたといわれています。保津川下りも了以さんのおかげです。



お堂からの眺めは素晴らしいです。遠くには比叡山も望めます。



ちょうどトロッコ列車がやって来ました。



下の2枚の写真は、今年の6月22日に嵐山の亀山公園展望台から眺めた大悲閣千光寺です。中腹にあるのがわかるでしょうか。



今回もこの展望台に登り、秋の景色も撮りたかったのですが、渡月橋の人の渋滞をみると、向こう岸に渡る気にはなりませんでした(笑)



明日から三連休がスタートしますが、紅葉も見頃を迎えた京都へは近づけそうにありません。

<つづきます>

※訪問日 2018.11.18