はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

信州桜紀行2022 <高遠桜はまさに「天下第一の桜」でした>

2022-04-17 18:15:15 | 桜の旅
今回の桜旅の一番の目的は、高遠桜を見ることでした。
高遠城址公園には、タカトオコヒガンザクラが約1500本植えられており、その美しさは「天下第一の桜」と称されています。
以前から高遠桜を見たかったのですが、混雑の様子を聞くにつけ、出かけるのを躊躇していました。
ところが今回、駒ヶ根の宿に泊まって早朝から桜を見に行くという話をいただいたので、喜んでお受けしました。


朝の6時前に高遠城址公園に到着し、一番乗りで桜の中に入って行きました。





満開で見ごろを迎えた高遠桜が我々を迎えてくれました。





この日は雨の予報でしたが、この時間は曇り空でなんとか天気が持ってくれました。





タカトオコヒガンザクラはこの地にしかない固有種だそうです。花形はやや小ぶりで赤みが強いのが特徴だそうです。





明治8年頃から植え始められたそうで、樹齢140年を超える老木もあるそうです。





問屋門をくぐって本丸にやってきました。





本丸の桜です。





桜雲橋(おううんきょう)とは風流な名前です。





どこを見回しても桜ばかりです。





曇り空の下だったので、全体的にしっとりとした桜になりました。





晴れていれば中央アルプスが見えるはずです。





実は高遠城址には3度来たことがるのですが、いずれも桜の季節ではありませんでした。





花の無い桜の木を見て、春の情景を思い浮かべるだけでした。





桜の頃はさぞや美しいだろうと想像していた風景が、いま目の前にあります。





想像していた以上に素晴らしい風景でした。





まさに「天下第一の桜」といわれる風景です。





眼下には高遠の町並みです。





桜に包み込まれているような感覚になります。





桜で埋まった広い城内をもう少し歩いて行きましょう。





<つづきます>


※訪問日 2022.4.14