はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

回想の山 蝶ヶ岳

2023-07-09 17:15:15 | 山歩き
梅雨空が続きカメラを持って出かけることもなく、あいかわらずブログのネタがありません。
ということで、しばらく「回想の山」を続けます。
本当は「槍ヶ岳」のことを回想したいのですが、5度も登っている割には写真がほとんどないのが残念です。
ブログとなると、どうしても写真が多く残っている山が登場するので、昔登った後立山連峰や南アルプスの山々は出番がありません。

今回の回想の山は蝶ヶ岳です。
蝶ヶ岳には3度登りました。そのうち2回は徳沢から長塀尾根を登り、あとの1回は横尾から登りました。

今回は2016年8月の蝶ヶ岳山行から山旅のハイライト、夜明けの槍・穂高の眺めです。

午前5時、雲海の中からご来光が輝きました。



少しづつ目覚める穂高連峰です。左から前穂高岳、奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳、どれも三千メートルの峰々です。



槍ヶ岳もお目覚めです。



蝶ヶ岳は、槍・穂高の展望台といわれていますが、その通りの眺めが広がります。



富士山も顔を見せてくれました。



ちょっとだけモルゲンロートです。



朝陽に輝く穂高連峰ですが、ちょっと空気が湿っぽいです。



北側の山々です。右手が常念岳です。奥の山は大天井(おてんしょう)岳です。



南側の山々です。一番左奥が御嶽山で、その右手前が乗鞍岳です。



蝶ヶ岳の陰が穂高連峰にうつっていました。



1時間ほどで夜明けのショーは終了しました。



朝食を食べ終わって外に出ると、すっかり朝の景色になっていました。



槍ヶ岳の姿をしっかり目に焼き付けて。



穂高岳の姿もしっかり目に焼き付けて。



名残は尽きませんが、山を下りる時がやってきました。



さらば蝶ヶ岳、また会いましょう。



コースタイム3時間15分の長塀尾根を、徳沢に向かってゆっくりと下りました。4時間以上かかったと思います(笑)


※撮影日 2016.8.6