はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

四国の旅(旅の最後は大変でした)

2024-11-22 19:15:15 | 知らない街をぶらり
四国には「八十八ヶ所巡り」や、剣山や石鎚山登山などで何度も訪れています。
しかし、四国の中央部にある祖谷のあたりは通り過ぎることが多かったです。
今回、初めてゆっくりと旅をすることができました。

二日目の朝も祖谷渓は霧で包まれていました。


朝のお風呂をいただきました。朝から温泉は最高の贅沢です。


旅館のHPから。展望風呂ですが、展望は霧で真っ白でした(笑)


朝からリッチな食事(洋食を選択)をいただきました。家では食パンと目玉焼きだけです(笑)


旅館から歩いて8分ぐらいの所に「小便小僧」がいました。


200mの谷底に向かっての小便です。


霧の中に綺麗な紅葉が浮かび上がりました。


旅館のバスで本日の観光の目玉、かずら橋に送ってもらいました。

かずら橋は見るのも渡るのも始めての経験です。


渡るのはもちろん有料です。維持費が大変だとおもいます。(3年に一度架け替えだそうです)


長さは約45mで、水面からの高さは約14mだそうです。重要有形民俗文化財に指定されています。


重さ約6トンの自生のシラクチカズラを編み上げて作られているそうです。


切れる心配はありませんが、やはり慎重に渡りました。(私は高度恐怖症ではありませんが)


かずら橋は、その昔祖谷に逃れた平家の落人が、源氏が攻めてきた時に橋を切り落とすためにかけたといわれています。


かずら橋からは路線バス(20分)で大歩危駅に戻ってきました。友人たちとはここでお別れです。

友人が乗った列車を見送りました。私たちは2時間後の列車を予約していました。
しかし、この列車を最後に運転が見合わされるとは思いもしませんでした。


そんなことも知らずに、時間もあるので、近くにあったカフェでゆっくりと過ごしました。


ヤマガラがやって来るカフェでした。


大歩危駅前にある歩危(ボケ)マートです。「ぼけあげ」が有名なようでした。


駅に戻って異変に気付きました。上りも下りも列車がやって来ないのです。


たった一人の駅員に聞くと、大歩危駅と阿波池田駅間で信号の故障で、いつ動くかわからないとのことでした。
これは困ったことになりました。つい最近もJR四国では瀬戸大橋で架線事故で列車が立ち往生したばかりです。

この駅では乗車変更や払い戻しが出来ないので、バスで阿波池田駅に向かうことにしました。
阿波池田駅の案内です。阿波池田駅には臨時のバスを待つ長い行列ができていました。


結論としては無事に家に帰り着きました。
友人の一人が車で来ていて、まだ金比羅の近くにいたのです。
阿波池田駅まで向かいに来てもらって、大阪まで送ってもらいました。
本当に助かりました。Fさんに感謝です。

※訪問日 2024.11.16