はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

高野山「町石道」を訪ねて(後編)

2024-11-11 19:15:15 | 街道歩き
慈尊院から展望台のある165町石を往復したあと、車で矢立という場所をめざしました。

矢立という所に到着です。
歩けば慈尊院から5時間はかかるでしょうが、車なら30分もかかりません(笑)


国道の脇に60町の町石が立っていました。
ここは車でも何回か通ったことがありますが、気がつきませんでした。


60町の町石です。


左が町石道で、右が九度山から上ってくる370号線です。


町石道は、大門をめざしてここを登って行きます。




再び車で移動して高野山の総本山の金剛峯寺にやってきました。


高野山は、この日に見ごろを迎えたそうです。


いつもなら、ここのモミジは真っ赤になるのですが‥。


ここの紅葉も見ごろにはまだ少し早いようでした。


高野山のシンボル根本大塔です。


今回の旅の目的は紅葉ではなく、町石を訪ねることでした。
根本大塔の近くにあるのですが。


ありました。柵の中だったので見落とすところでした。


これが記念すべき1町石です。


いつも綺麗な紅葉を見ていた場所でしたが、1町石が下にあるのは知りませんでした。


大門に向かって歩いていくと3町の町石がありました。


ここから大門は何回か歩いたこともあるので、町石の存在は知っていました。


きれいな散り紅葉です。


6町の町石が立つ大問へやってきました。


大門の前からは町石道(左)が慈尊院へと続きます。右の舗装路は480号線です。


昔の人々は町石道を登ってきて、目の前にあらわれた大門を見てホッとしたことでしょう。


今回は「町石道」を訪ねましたが、歩いたのは前半のほんの少しだけでした。
やはり全コースを歩いてこそ本当にこの道の良さがわかるのでしょうが、体力的にちょっときつそうです。
その前に、まだ東高野街道も歩き切っていないので、まずはそちらを歩くことにしましょう。

※訪問日 2024.11.6