はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

初秋の上高地へ(小梨平キャンプ場)

2021-09-16 18:15:15 | カメラ紀行
河童橋から少し歩くと小梨平キャンプ場があります。
その昔に一度だけキャンプをしたことがありますが、穂高岳を目の前にした素晴らしいキャンプ場でした。


小梨平キャンプ場です。穂高や槍の行き帰りに何度もここを通りました。




キャンプ場の中を流れる清流です。




小梨平キャンプ場では昨年の夏に、泊まっていた登山者が熊に襲われたのですが、それ以来規則が厳しくなったようです。




梓川の川岸に行くと、こんな景色が広がっていました。




穂高連峰の上の雲も消え青空が広がっていました。




奥穂高岳をアップです。




西穂高岳をアップです。




河童橋から少し歩くだけで、またちがった穂高連峰の姿がみられます。




気持ちの良い朝を迎えられたことでしょう。




前回に続いて川面の写り込みです。




秋の景色も楽しみです。




テントからはこんな景色が見られます。




梓川に映る穂高連峰です。




<つづきます>

※撮影日 2021.9.10

初秋の上高地へ(朝日に輝く梓川)

2021-09-15 18:15:15 | カメラ紀行
河童橋からの景色を楽しんでいます。


まだ少しガスは残っているものの、穂高の上の雲はなくなりました。




神々しい眺めです。




時刻は7時10分です。大きなザックを担いだたくさんの登山者が進んでいきます。めざすは穂高岳でしょうか、それとも槍ヶ岳でしょうか。




清水川は暗くて撮れなかったので、清水川に沿って梓川の河原に下りてみました。




色は白いですがノコンギクでしょうか?少し暗かったこともあり花の写真は上手く撮れませんでした。




梓川の河原から見る河童橋です。




こちらは、どこまでも透明な清水川の流れです。




梓川の上流側は、朝日を受けて黄緑色に輝いていました。




紅葉の頃は黄金色に輝くのでしょうか。




やはり紅葉の頃に来ることにしましょう。




実は10月29日が節目の誕生日なので、宿を予約をしてもらっています。




10年前の節目の誕生日も大好きな上高地で迎えさせてもらいました。その時は憧れの赤い屋根のホテルでしたが、今回も穂高が見える素敵なホテルのようです。




対岸には岳沢湿原がありますが、今回はパスしました。(行けば良かったと後悔しています。)




河原には私一人、この景色を独り占めしました。




いつまでも眺めてみたい景色です。




いつもの梓川とはちがった美しさが味わえました。




<つづきます>

※撮影日 2021.9.10

初秋の上高地へ(河童橋からの眺め)

2021-09-14 18:15:15 | カメラ紀行
河童橋にやって来ました。
ここ数年は、「河童橋ライブカメラ」をチェックすることが毎朝の日課になっています。
パソコンの画面では見慣れた風景ですが、やはり本物の風景を目に前にすると感動します。


河童橋は上高地のシンボルといってもいいでしょう。




今の河童橋は5代目(平成9年)だそうです。初代の河童橋は明治24年に設置された丸太の跳ね橋だったそうです。




梓川の下流側には今も噴煙を上げる焼岳が存在感のある姿を見せています。




大正4年に大爆発を起こして大正池を造ったことは有名です。




こちらは奥穂高岳です。これまで4回登りました。最後に登ったのは2017年ですが、多分それが最後になると思います。




河童橋の由来は、昔ここに河童の棲む淵があったとか‥。諸説あるそうです。




河童橋は、実際にここを訪れた芥川龍之介の小説『河童』で、その名が知られるようになったそうです。




奥穂の山頂をよく見ると尖っているのがわかるでしょうか。




拡大しました。奥穂高岳の標高は3190mで日本第3位の高さです。第1位はいうまでもありませんが、第2位の北岳とは2mの差でした。(今は3mの差です。)
これを悔しがった穂高岳山荘の主人が3mのケルンを積み上げて第2位の高峰にしたそうです。なんとも穂高愛にあふれた話です。




西穂高岳から間ノ岳、天狗岩へとつづくエキスパートのみにに許された稜線です。




こちらは明神岳です。上高地から明神に歩いて行くと、この山が正面になります。明神には穂高神社奥宮が祀られています。




再び焼岳です。焼岳には上高地から中尾峠まで登りましたが、あと1時間が歩けませんでした(笑)




奥穂と前穂を結ぶ吊尾根です。スリルのある尾根歩きが楽しめます。反対側は涸沢です。




再び定番の風景です。岳沢カールにも少しずつ朝日が差し込んで来ました。




<つづきます>

※撮影日 2021.9.10

初秋の上高地へ(明けゆく穂高連峰)

2021-09-13 18:05:05 | カメラ紀行
上高地バスターミナルに到着後、大好きな風景に一刻も早くお目にかかりたい一心で梓川の土手を駆け上がりました。


カラ松の林を抜けると、いつもの風景が広がっていました。




※上高地から見える穂高連峰ですが、左から西穂高岳・奥穂高岳・前穂高岳・そして明神岳が見えています。河童橋にあった案内板で確認ください。




西穂高岳から奥穂高岳につづく稜線です。一番左の高い所が西穂高岳です。この稜線の縦走は上級者向けの道です。




西穂高岳の稜線です。この時間帯、一番輝いていました。




梓川と穂高連連峰は、何度見ても見飽きることがない風景です。




奥穂高岳の上には秋らしい雲が出ていました。




この時期お花は少なかったのですが、ノコンギクがたくさん咲いていました。




明神岳の方はガスっていました。




霧がかかった山も悪くないのですが、やはりスッキリと晴れてくれることを願いました。




朝一番は、このように雲や霧が多かったのですが、いつの間にやら雲散霧消してくれました。




バスターミナルから河童橋までは穂高を眺めながら(撮りながら)梓川沿いの道を進みました。




河童橋が近づいて来ました。




<つづきます>

※撮影日 2021.9.10

初秋の上高地へ(沢度から上高地)

2021-09-12 17:25:25 | カメラ紀行
天気予報をチェックしていたら10日は天気が良いようなので、山の写真を撮りに上高地に行くことにしました。

名神高速道路が集中工事で20時から夜間通行止めだったのですが、吹田ICに着いたのが19時58分でした。
迂回路を通って行くのを覚悟していたのですが、名神高速道路に入ってみれば、なんとがら空きの名神を岐阜羽島あたりまでスイスイと走ることができました。
一宮JCTの手前で少し渋滞はあったものの東海北陸道も順調に走り、飛騨清見IC手前で深夜割引のための時間調整をして沢度駐車場に着いたのは1時45分でした。
途中、高山を過ぎたあたりで雨が降っていたのですが、沢度あたりでは満点とはいかないまでも星が見えていました。

4時間ほど仮眠する時間はあったのですが、興奮して眠れずに結局は1時間ほどの仮眠しかできませんでした。
沢渡から上高地に向かうバスの始発は6時です。せっかくなのでそれに乗ることにしました。
5時から準備をして切符売り場に行くと、すでに20人ほどが並んでいました。

沢度バスターミナルからは綺麗な朝焼け雲が見えました。




この雲は晴天の前兆なのだろうか?少し不安になる雲でした。




切符売り場に並んでいると、始発のバスがやって来ました。カメラも寝ぼけているようです(笑)




6時の始発の乗れました。「臨時便も出るくらいほぼ満席でした。(汗)」錫杖さんがご来光バスに乗られた時と同じような状況でした。




梓川が勢いよく流れていました。(車中からの撮影が続きます。)




坂巻温泉です。




大崩れがあります。何年もこんな状況ですが、大丈夫なんでしょうか。




中の湯温泉の露天風呂の跡です。30年ほど昔に露天風呂から国道を行く車に手を振ったのが懐かしく思い出されます。




釜トンネルです。




大正池越しに穂高の山並みが見えて来ました。一番ワクワクする瞬間です。いつもは大正池で下りて撮り歩くのですが、今回はまっすぐに上高地まで向かいました。




帝国ホテルが見えれば終点の上高地バスターミナルはすぐです。




上高地バスターミナルにとうちゃこです。バスの乗客のほとんどは大きなリュックを持った登山者です。




六百山の方向にはガスがかかっていました。




バスターミナルの向こうに、頂上付近が明るくなった焼岳が見えました。




急いで梓川の土手に駆け上がると、まだ明けやらぬ穂高連峰が出迎えてくれました。時刻は6時38分です。




いよいよ明日から穂高連峰の姿を存分に紹介したいと思います。(じらしてごめんなさいです。)

※撮影日 2021.9.10