2014年6月 6日 (金)
岩国市 会 員 森重 和枝
今年も、里芋の芽が出始める。雑草がびっしり生える。芽をきずつけないように気をつけて草取りをする。毎年、精出して作るが、収穫量にがっかりする。不得手だ。
姑から交代して10年になる。姑のは掘るのに一苦労するほどの大きな塊だった。私の場合はスコツプ1回で掘れる。
先日、施設にいる姑が「もう畑もできんようになった。どうなっとるかいねー、、あんたは町の子じゃけー、ようやらんじゃろうが」。「何とかやってるよ」とは言ったが、とても姑のようには無理。
立派な里芋を作れるようになったら、町の子返上できるかも。
(2014.06.06 毎日新聞「はがき随筆」掲載)岩国エッセイサロン転載
岩国市 会 員 森重 和枝
今年も、里芋の芽が出始める。雑草がびっしり生える。芽をきずつけないように気をつけて草取りをする。毎年、精出して作るが、収穫量にがっかりする。不得手だ。
姑から交代して10年になる。姑のは掘るのに一苦労するほどの大きな塊だった。私の場合はスコツプ1回で掘れる。
先日、施設にいる姑が「もう畑もできんようになった。どうなっとるかいねー、、あんたは町の子じゃけー、ようやらんじゃろうが」。「何とかやってるよ」とは言ったが、とても姑のようには無理。
立派な里芋を作れるようになったら、町の子返上できるかも。
(2014.06.06 毎日新聞「はがき随筆」掲載)岩国エッセイサロン転載