2017年4月23日 (日)
岩国市 会 員 角 智之
ワサビは、古くから根茎をおろし金ですりおろし、刺し身の香辛料として広く使用されている。
年末から早春にかけて収穫される茎や葉は、しょうゆや酒かす漬けなどに利用されている。
春が旬の花も、しょうゆ漬けがうまい。花茎は肥えて歯応えがよく、上品な辛みは食欲をそそり、酒のさかなにも重宝される。
大まかな作り方は、スーパーや園芸店などでワサビの花を調達し、しょうゆをベースに酒やみりん、砂糖の他好みの調味料をブレンドした漬け汁を用意しておく。
よく水洗いした花をざるに入れ、70度から80度の湯にくぐらせ、ふたをして5回程度強く振る。
この作業を2、3回くり返した後、冷水に浸し、よく絞って広口瓶に入れ、漬け汁を注いで密閉する。2日程度で、おいしくいただくことができる。
根茎よりも安く入手できるワサビの花のしょうゆ漬けを、ぜひお試しいただきたい。
(2017.04.23 中国新聞「広場」掲載)
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