2013年5月29日 (水)
岩国市 会 員 片山清勝
今月中旬の広場欄。入院中のリハビリヘの感謝の気持ちが掲載されていた。投稿者は元上司だった。問い合わせると、庭木の剪定中にけがをされたそうだ。
私は毎年、梅雨入りまでに庭木の枝切りを済ませる。四十数年続け、年数は長いが、満足する枝ぶりはあまり経験していない。
還暦を過ぎてからは、仕上がりよりもけがをしないことに意を注いでいる。今年は元上司のこともあり、例年以上に気を使った。
特に、脚立の転倒防止には気を使い、脚立を移動するたびにしっかり固定を確認する。また、不安定な姿勢にならないよう気を配り、枝切りをした。
しかし、アクシデントは起きるものだ。突然、大きなハチが顔の前に現れた。とっさに、かぶっていた麦わら帽子を手にして追い払つていた。
2㍍ほどの脚立の上のこと、転倒しなかったことにほっとした。あのハチが、安全への心構えの大切さを再認識させてくれた、剪定ばさみを持ち直しながらそう思った。
(2013.05.29 中国新聞「広場」掲載)岩国エッセイサロンより転載
岩国市 会 員 片山清勝
今月中旬の広場欄。入院中のリハビリヘの感謝の気持ちが掲載されていた。投稿者は元上司だった。問い合わせると、庭木の剪定中にけがをされたそうだ。
私は毎年、梅雨入りまでに庭木の枝切りを済ませる。四十数年続け、年数は長いが、満足する枝ぶりはあまり経験していない。
還暦を過ぎてからは、仕上がりよりもけがをしないことに意を注いでいる。今年は元上司のこともあり、例年以上に気を使った。
特に、脚立の転倒防止には気を使い、脚立を移動するたびにしっかり固定を確認する。また、不安定な姿勢にならないよう気を配り、枝切りをした。
しかし、アクシデントは起きるものだ。突然、大きなハチが顔の前に現れた。とっさに、かぶっていた麦わら帽子を手にして追い払つていた。
2㍍ほどの脚立の上のこと、転倒しなかったことにほっとした。あのハチが、安全への心構えの大切さを再認識させてくれた、剪定ばさみを持ち直しながらそう思った。
(2013.05.29 中国新聞「広場」掲載)岩国エッセイサロンより転載
いつもコメント有難うございます
転落、転倒の怖さ…この歳になると
ちょっと高いところでも足がすくみます。
我が家のキウイは、新しく伸びた枝が長く垂れ下がり風にあおられたあげく枯れていきます。
何とかしたいのですが、脚立に乗るのが怖くて…。
今年の梅雨入りは10日あまり早いとか、小さな手直しが残ってしまいました。
1メートルは一命落とす、といわれるくらい転落や転倒は怖いものです。
うっとうしくなりましたが農業には必要な雨、災害のないことを祈ります。