2014年3月29日 (土)
岩国市 会 員 吉岡 賢一
ホームこたつといえば四角いものだと思い込んでいた私は、円形ホームこたつを見つけた時「おっ、これはいける」と直感した。でも値段は四角いものの2倍以上。ウーンどうする? しばし迷う。
家族8人が板の間で、まーるいちゃぶ台を囲んでいた遠い昔の夕飯の情景が目に浮かぶ。食べ物など決して満足ではなかったが、寄り添う家族のぬくもりがあった。そんな思い出が、円形こたつを奮発させた。
大きい足、小さい足、温かい足、冷たい足があちこちから入ってくる。気持ちまでまーるくなった冬が行く。春はすぐそこに。
(2014.03.29 毎日新聞「はがき随筆」掲載)
我が家から楽しめるのは、市役所の駐車場の一本桜。
周りをアスファルトで固められ、今年は花が少なかったような気がします。
花吹雪をまとった車は、まるでお祭りのようです。
次は我が家のモッコウバラ、オガタマも膨らんできました。もうすぐ甘い香りが漂い始めます。
まさしく春がやってきました。待ちに待っていたような春。
岩国錦帯橋周辺の桜も、見事に咲きそろいそのあでやかさを競っているようです。
アカショウビンさんの周りにも素敵な桜の名所があるのでしょうが、我が住む町の桜も一度ご覧に頂きたいと思える自慢の一つです。
こちらは自慢にもならない「はがき随筆」を、いつもご丁寧に転載していただきまして恐縮しています。
桜とともに最もいい季節がやってまいりました。またひとつ元気を出して楽しみな日々をご一緒しましょう。