2013年1月15日 (火)
岩国市 会 員 吉岡 賢一
真っさらな手帳にまずは当面の月間予定を書き込む。次いで分かっている限りの年間行事。更には忘れたら叱られそうな結婚記念日など、大切な各種記念日を赤ペンでマークする。
向こう1年間、頼りっ放しの相棒となる今年の手帳。予定欄が少しずつ埋まっていくのを見ると、今年もあれこれ面白い1年になりそうな予感。思わず腕をなでる。
過去1年の生き証人ともいえる古い手帳。段々遠のく持ち主の記憶力をカバーして余りある働きぶり、ご苦労さん。新旧は交代しても、その存在は永久保存の光彩を放ち続ける。
(2013.01.15 毎日新聞「はがき随筆」掲載)岩国エッセイサロンより転載
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます