春が老い夜明けが早くなるのは、早起きの身にとっては何よりも有り難い。いつものように4時前に起き新聞を読んで、5時10分に車で隣の海水浴場まで行く。
東の空が少し明るくなり黒い山脈の上に明星が光ってる。砂浜に降り立つと西空にオレンジ色の満月が見え、なぎの海に月影が落ちている。何とも言えない美しい光景である。かすかに響く波の音を聞きながら渚を歩いてゆくうちに、あたりが次第に明るくなってくる。
初夏となる夜明け。自然はやはり美しいとしみじみ思うひとときである。
志布志市 小村豊一郎(83) 2009/5/16 毎日新聞鹿児島版掲載
東の空が少し明るくなり黒い山脈の上に明星が光ってる。砂浜に降り立つと西空にオレンジ色の満月が見え、なぎの海に月影が落ちている。何とも言えない美しい光景である。かすかに響く波の音を聞きながら渚を歩いてゆくうちに、あたりが次第に明るくなってくる。
初夏となる夜明け。自然はやはり美しいとしみじみ思うひとときである。
志布志市 小村豊一郎(83) 2009/5/16 毎日新聞鹿児島版掲載