たとえ一夜の罪でいい、抱いて下さい思い切り、今宵なごりの高瀬舟。
五木ひろしの演歌である。己のDNAを継続する欲求の性欲、受け止める一夜妻。五番町夕霧楼の遊女だろうか。
高瀬舟は京都の高瀬川を上下する小舟である。徳川時代に京都の罪人が遠島を申し渡されると、本人の親類が牢屋敷へ呼び出されて、そこで暇乞をすることを許された。
森鴎外の小説である。生活苦で自殺する弟が安楽死を願い介錯する。珍しい罪 . . . 本文を読む
蘇我馬子・物部守屋の崇仏・廃仏論争、聖徳太子が決断した。学問所が斑鳩の法隆寺である。篤く三宝を敬え。三宝とは仏と法と僧となり。
正月に国家安穏・万民豊楽を毘沙門天・吉祥天に祈る法要がある。立松和平が小僧として奉仕する7日間。1250回を越える新年を迎えた。
美しいと思えば美しい。タイタニックを沈没させるから怖い。心の有様で評価が分かれる氷山。金持ちの醜い顔、貧乏人の良い顔、人は皆紅顔の美少年だ . . . 本文を読む
奈良時代の倶舎宗(くしゃしゅう)・三論宗・成実宗(じょうじつしゅう)・法相宗・律宗・華厳宗に続いて、平安時代に最澄の天台宗と空海の密教が伝来した。両者は仏様には、三つの大きな秘密(三密)があるという。三密とは身密・口密・意密の三つを言い、それは、如来の在り方を意味し、それに対して我々凡夫の在り方は、「三業」と言い、「業」とは働きを意味する。つまり「密」は秘密の密であり、仏の働きは凡夫にとっては、測 . . . 本文を読む