麦酒(ビール)は麦芽の酵素(アミラーゼ)により、穀物に含まれるデンプンを加水分解して糖化し、酵母により発酵させて作る発泡酒であり、炭酸ガスの清涼感とホップの独特の苦みが特徴である。麦芽=モルトとは、大麦の種子を発芽させ酵素(アミラーゼ)を活性化させたものである。
日本では、ビアガーデンでよく冷えたビールを飲むことは夏の風物詩となっている。植物性の枝豆や冷奴とともに、談笑するのは日本人が農耕民族で . . . 本文を読む
神はアダムに「エデンの楽園」になる木の実を食べることを許したが、中央にある善悪の知識の木(禁断のりんご)だけは食べることを禁じた。しかし、蛇は言葉巧みにイヴに近づき、木の実を食べさせることに成功した。レディファーストの哲学が出来た。アダムもイヴに従って木の実を食べた。亭主関白の終焉である。二人は突然裸でいることが恥ずかしくなり、イチジクの葉をあわせて身にまとい、楽園から追放された。命懸で全身全霊で . . . 本文を読む
昨日は会社の定期健康診断の日なので、熱田神宮の近くのクリニックで検査を受けた。胸部X線撮影や心電図や胃のバリウム検査等初期の検査である。体重が3kg程増加しているので、医師の問診の時にメタボですかと聞いたら、「標準体重です。今までが少な過ぎたのです。今までの肥れないご苦労を考えた時、涙を禁じえないのです。余生を平穏に、楽しく暮らしてください」という診断である。この医師は若いけれど苦労人である。僧侶 . . . 本文を読む
クラス会の翌日は12月10日で冬の青春18切符が有効になる日である。この切符は普通列車に終日乗り放題の貧乏学生向けの企画であったが、多岐にわたる遊びに忙しく、金持ちの学生には無視され、時間をもてあますシニアに利用されている。夏に訪れた「越中おわら風の盆」の印象が強烈だったので、会場となった越中八尾町を再度訪問したいと思ったのである。中学校時代に可愛がってくれた、同級生の山田氏の乗用車でJR長野駅ま . . . 本文を読む
飯田市の果樹園援農ボランティアの時、産直市場・麻績の里で野沢菜の種子を発見し購入し、四畳半程度の自宅の菜園で栽培している。年末には収穫して漬物にすることが楽しみである。
少年時代、長野市で育った。納豆と野沢菜の漬物はしばしば食べ、記憶に残っている食品である。信州信濃の信越地方で栽培される茎と葉の丈が50~90cmの野沢菜を漬物にしたものが、野沢菜漬である。長野県下高井郡の野沢温泉にある各旅館の食 . . . 本文を読む
「コモンズ」は近代以前のイギリスで牧草の管理を自治的に行ってきた日本語で「入会」「共有」という制度である。「コモンズの悲劇」とは、誰でも自由に利用できる共有資源が乱獲されることによって資源の枯渇を招いてしまうということである。
たとえば、共有地(コモンズ)の牧草地に複数の農民が牛を放牧する時、利益の最大化を求めてより多くの牛を放牧する。私有地であれば、牛が牧草を食べ尽くさないように頭数を調整する . . . 本文を読む
愛知県では香嵐渓と寂光院が紅葉の名所である。香嵐渓の紅葉狩りに出かけた。 植物見物を狩猟に譬えるのは、定住する農耕民族の狩猟民族への憧れなのだろう。
香嵐渓の名の由来は「飯盛山からの薫風は、香積寺参道の青楓を透して巴川を渡り、香ぐわしいまでの山気を運んでくる。山気とは、すなわち嵐気也」と言った新聞社の社長の言葉である。
紅葉は、秋に起こる落葉樹の葉の色が変わる現象で、厳密には紅葉・黄葉・褐葉があ . . . 本文を読む
テスト生として今季のスタートを切り、日本シリーズで最高殊勲選手に輝いた中日の中村紀洋内野手(34)が29日、名古屋市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季の年俸600万円から8倍以上となる年俸5000万円でサインした。
同じ新聞記事に福留孝介外野手(30)は大リーグの球団から10億近い契約金の提示があるようである。長く世話になったドラゴンズの提示契約金は4億弱が限界である。義理人情に縛られるの . . . 本文を読む