東西の三河の境目に蒲郡があり、幡豆の海岸に中風除けの寺、西浦温泉の付近に癌封じの寺が有る。
それぞれの住職は中風にはカボチャ、癌にはゴマをすって食すると効果が有ると説く。
癌封じ寺は真言修験の寺で護摩を焚いて不動明王に祈願する。
「胡麻をすりましょ 陽気に胡麻をね」は日本一の胡麻すり男・植木等が歌う行進曲、「胡麻をする」を今風に言うと「忖度する」だろう。
友達だけを優遇し、あんな人達には負 . . . 本文を読む
異常気象で体調を崩し、老病死の悩みを抱えた老人は桜の花咲く春を迎え元気を回復した。感謝を込めて岡崎市内の神社仏閣にお礼参り、原チャリで走り回る。
昨日は西の外れの観音様の寺を訪れた。ヘイトスピーチになるので名は伏せる。
観光で潤う裕福な寺と違い田圃に囲まれた廃寺の様相を呈する粗末な外観で参拝客は皆無。
野原の様な境内を散策中に作務衣を着た坊主が近寄ってくる。その発した言葉に驚愕、「便所で用を . . . 本文を読む
音声で「むだ」と聞くと漢字の「無駄」が念頭に浮かび否定的な感じがする。
効果・効用がなく役に立たない余計な事として経済優先の人種にとっては目の敵にされる。
禅僧の耳には「無だ」と聞こえ、悟りの境地。
無はカタカナ表記するとナッシングではなくエブリスイングOK、何でも有りだから何も無い。浮世離れの禅僧の問答は難解。
家を出て家に帰る旅は無駄だろうか?
怒ったり哀しんだりのマイナス思考、喜ん . . . 本文を読む
函館から鹿児島まで新幹線で日本縦断したのは72歳の時だった。一年前から計画し、実現可能を信じて疑わなかった。
74歳の今年は北海道周遊の鉄道旅を計画し、切符手配、宿の予約を完了し、後は出発の時期到来を待つだけである。
二年まえは心ウキウキ、ルンルン気分だったが、気力体力が釣瓶落としの最近は不安要因が心を大きく占有する。
如何にか成るさの無鉄砲は若者の特権、杞憂に対する周到な計画は老醜なのだろ . . . 本文を読む
便利とは目的を果たすのに都合のよいこと。
社会的動物にとって切実な目的は大小便、野糞・立小便はご法度、我慢すると脂汗が流れる。近くに便所があると大変便利であり、無かったり、使用中だったりすると不便の極み。
便利だから人が集まる大都会東京、頻繁に到着する山手線の電車には便所が無く、便意をもようしたら下車して駅の便所で用を足す。移動手段として鉄道を選択したのに、移動途上で下車するとは不便の極み。
. . . 本文を読む
恐いときの仏頼み、苦しい時の神頼み、老病死に悩む老人は仏閣を、生活を謳歌する若人は神社を目指す。
体調不良の老人は薬師如来に病気平癒を願う。
日本語なら「お薬師さんよろしくお願いします」と言葉を発し頭を下げる。
中国から伝来した仏教、中国語なら何というのだろうと研究したのは伝教大師最澄だった。そして「南無薬師瑠璃光如来」と唱える。
弘法大師空海は印度発祥の仏教なら何というのだろうと思い、修 . . . 本文を読む
最近は女房が出稼ぎに行き、主夫業に専念し内助の功が有ると自負している。晩飯を賄うのが主たる業務で、食材調達を任される。
今晩は孫達来訪につき焼肉、産直市場で豚バラ肉スライスを調達する。
三割引き、二割引き、無印のパックが有る。理由を尋ねたら消費期限が関係している様だ。
食品の消費期限は製造者が定めた保存方法で概ね五日間経つと品質劣化する長期間保存できない食品の食用可能期限。
本日は21日で . . . 本文を読む
カラス何故鳴くの、カラスの勝手でしょ!昔々に流行した言葉。
人間には野獣や野鳥の行動は理解できないが、万物の霊長の人間同士は言葉で行動を理解できる特技が有る。根底に言葉の意味を知る辞書が有るからだ。
複雑な民主国家の行動規範は憲法に記され、税金が行動資金、運用は公務員に委ねる。その頂点が特別職の総理大臣及びお友達の内閣。
憲法に違反する集団的自衛権の行使容認を国民の代表の国会を無視して閣議決 . . . 本文を読む
鶏口牛後なる諺がある、ライオンの尻尾より子犬の頭でいる方がいいのじゃないと言う人生観。
対義は寄らば大樹の陰、大船に乗っている方が安全だよ。
現在のアベノミックスを支配する経済優先の思想なのだろう。老朽化した巨大船に乗船し沈没したら悲劇の極みである。
トカゲの尻尾切りなる言葉が流行している。森友疑惑では佐川財務省理財局長、加計問題では前川文科省事務次官、古くは日報問題で稲田防衛大臣が該当した . . . 本文を読む
生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ
二者択一を迫る単信教を象徴するシェイクスピアの戯曲・ハムレットの有名なセリフ。何でも有りだから何もない空を教える仏教なら、「死ぬまで生きる」となるのだろう。
返納すべきか保持すべきか、それが問題だ
認知症がまじかな老人は運転免許証を見て思う。
原付・原付二種・普通自動車免許証を50年前に取得したが、免許証人を待たず、様変わりし、原付・普自二・中型と印刷 . . . 本文を読む
先行大逃げ、中盤バテバテで後退、終盤は驚異の差し脚で勝利、競馬の話ではない。
米国人に「クレイジー」「アメイジング」「アンビリーバブル」と言わしめたアラサーの日本人男性・最強市民ランナーの埼玉県庁公務員・川内優輝、強く冷たい雨が降る悪条件のボストンマラソンで瀬古利彦以来31年ぶりとなる優勝。
プロでなくアマチュアの「参加する事に意義がある平和の祭典・オリンピック」が国費を投入する金メダル争奪の . . . 本文を読む
安倍一強政治もいよいよ最終章を迎えそうである。長過ぎた安倍演劇が大団円を迎える事を待望する。
個人的な思いだから共謀罪は適用できないし、空気を読んだのだから憎悪表現にも該当しないのだろう。
人間は自然のうちで最も弱い葦の一茎にすぎない、だがそれは考える葦である。
考える葦を三本束ねたら一本の矢より強力だろう。
考える葦が政権与党で三本揃うだろうか。
安倍恐怖政治で指示待ち人間が増殖し、考 . . . 本文を読む
国鉄時代の鉄道最南端駅の西大山駅をたまたま訪れた。
ならば北・東・西の最端は何処だろうと思うのは好奇心、その地に立とうとするのは物好き、奇人変人の類いだろう。
正月には最西端のたびら平戸口駅に一人旅、残るは北の稚内、東の東根室。
西国33観音霊場、四国88札所巡礼、始めたらやり遂げる、昭和生まれの老人の根性、五月下旬に北海道を旅しようと思う。
JR北海道は釧路~根室の花咲線の5626Dと5 . . . 本文を読む
二年前の今日、熊本大地震が発生し甚大な被害が出た。
新幹線開通50周年なので函館から西鹿児島経由して南端の西大山駅まで縦断しようと思い、一年前から計画し、一か月前のJRきっぷ予約の一か月前の出来事だった。
計画を実行し、追憶で懐かしむ日々。
今年は北端の稚内、網走経由で東端の根室を周遊する鉄道旅を一年前から計画し、一か月前のJRきっぷ予約の一か月前に根室で地震が発生した。
青年は信念・自信 . . . 本文を読む
高学歴社会の日本はハイテク産業を優遇し工業製品を輸出して外貨を稼ぎ、その金で国民を食わせるべきである。一理ある。
飢餓で国民が苦しむことを回避する為に、食料自給率を高める農林水産業のローテク産業を保護育成すべきである。一理ある。
両者の均衡を保つ中道を行くのが穏健な政治姿勢だろう。
自動車や新幹線で外貨を稼ぎ食料を調達する貿易立国を目指す為に、牛肉・豚肉やチーズなど酪農製品の関税を引き下げ、 . . . 本文を読む