オバマ大統領は2030年代までに膨大な経費を使って火星着陸して帰還する計画を発表する。
片道切符で火星に骨を埋める覚悟なら80%の経費削減が可能。
恋の片道切符、神風特攻隊や戦艦大和の片道燃料の出陣は悲劇的で涙が流れる。
アメリカの大発展は片道切符で新大陸へ脱出したピューリタンの努力が始まり。
アメリカ文明の終焉の現代、火星の決死の旅が新世界を創造し、何百年か先に子孫が里帰りした時には、地 . . . 本文を読む
農協の理事を務める兼業農家の友人に頂戴した白菜五株を漬物にした。
インターネットでレシピを検索、知識を得た。
四分割して天日に干し、干し具合を半時毎に検査する。半日過ぎて重量を計り2キロだから3%の塩は600g。終日、白菜と付き合い日が暮れた。
義母の婆ちゃんは体験談を自慢して語ったら馬鹿した。
炊事洗濯、旦那の世話、近所付き合い、孫の世話、息子・娘の愚痴を聞き、暇が出来たら白菜を手にし、 . . . 本文を読む
寒風吹き荒れる街角で旅姿の知人に会う。
どちらにお出掛けですか?
九州まで。
避寒旅行ですね?
スキーを楽しんできます。
奇妙な問答と思うのが常識。南は暖かいから雪が降らない固定観念。ついにモウロクしたのかと好奇の眼で見てしまう。
しかし常識を疑い調査する。
あった、ありました。南の島の九州に、日本最南端のスキー場の宮崎県の五ヶ瀬ハイランドは天然雪。
好奇心旺盛なオイラはまだまだ若 . . . 本文を読む
ロシアのカムチャツカ半島近海の鱈の漁場で鱈場蟹、花咲蟹、毛蟹。厳寒の日本海の冬の味覚の津和井蟹、魚食民族の日本人はムサボリビッチカニスキー。
蟹は海老であるが、鱈場蟹・花咲蟹は蟹でなくて宿借で同じ鱈場蟹、毛蟹と津和井蟹は蟹だが別の蟹。
タラバガニとハナサキガニは、海老目・宿借下目・鱈場蟹科、ケガニは海老目・蟹下目・栗蟹科、ズワイガニは海老目・蟹下目・蜘蛛蟹科。
人間も日本国愛知県岡崎市と分類 . . . 本文を読む
少年の時、電車のビジネス特急[こだま]が登場。
昭和39年に新幹線が開通し特急は[ひかり]、各駅停車に格下げの[こだま]。
平成4年には飛行機に対抗する超特急[のぞみ]が出現、[ひかり]が2番じゃいけないのですか?と開き直る。
[のぞみ][ひかり]は朝鮮総督府鉄道・南満州鉄道の愛称だった。
[のぞみ]は黄、[ひかり]は赤、[こだま]は青の色分け。
昔の[こだま]の車体はクリーム色に赤帯、 . . . 本文を読む
もういくつねるとお正月。凧・こま・まり・おいばねで遊んだ。お年玉は無かった。
年賀状は迎春、新春の喜びを申し上げる。正月は春。
春は花、花は桜。花は種子植物の生殖器。
吉野の野性桜は長命、家康誕生の岡崎城の人工桜は数日の命。
江戸の染井村の造園師が吉野の山桜を真似たソメイヨシノはエドヒガン系のコマツオトメとオオシマザクラを交配したハイブリッド桜。
交雑種はピルを飲んでる桜、挿し木・接木で . . . 本文を読む
体力・好奇心・闘争心が減り、物忘れ・自責の念・涙・悪口・焦りが増え。若者を羨み若者ぶるのが老人。
悪党諸君なる題名の永六輔の刑務所における講演記録で語る老人の定義。
過去の悪行の亡霊に怯え、涙脆く、女房の悪態に耐え、反論する元気が無く、散歩すると息切れ、しかし野次馬根性旺盛で、焼酎を飲んで寝ると翌朝は全て忘れているオイラは老人の優等生なのか落第生なのか。
受刑者は抱腹絶倒、刑務官は笑いを堪え . . . 本文を読む
本棚の[一戔五厘の旗]なる本を手に取る。今は亡き親の蔵書だった。昭和46年の花森安治の著書。
戔は銭で百分の一円、厘は千分の一円の補助貨幣だが昭和28年に使用禁止。
一戔五厘は明治32年から昭和12年までの葉書の値段。当時は徴兵するのに葉書一枚で事足りた。
年賀状はその頃以来の正月の行事として定着した。兵隊さんと年賀状は同じ価値だった。
昭和12年に二銭、46年は七円、56年四拾円、平成元 . . . 本文を読む
喫茶店に入り、週刊誌を見ると美味そうな料理の写真、裸体の美女のグラビヤ、食い物の話とセックスの記事が満載。
食欲・性欲・睡眠欲は生理的・本能的な欲求。知識優先屁理窟蔓延複雑怪奇な現代社会に警鐘を鳴らし、人類生存の根幹を大切にする編集哲学なら的を得ている。
不老長寿の欲求、DNAの老化遺伝子を除去すると老化しないと言う。
成人の細胞数は60兆個、従ってDNAも60兆個、取り除くのは不可能。唯一 . . . 本文を読む
南総里見八犬伝の伏姫の自害で飛散する水晶数珠の玉の文字は仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌。
仁の博愛、義の道理、礼は敬意、智は賢明、信は帰依。
仁と義は儒教の根本理念。
他人に対する親愛の情・優しさ、重い荷物を負って坂道を登る老人の荷物を肩代わりする[仁]、己を忘れ他を利する[義]はボランテイア。
仁義無き戦いは他人を無視する我利我利亡者。清水港の次郎長は弱気を助け、巨悪に立ち向かう仁義を切 . . . 本文を読む
京都の鞍馬山の六角石畳の三角石に立ち、両手を広げると奇跡が起こる。信じるものは救われる。行列が出来る賑わい。
景気低迷の今日この頃、森の天然自然の神秘に見せられるオカルト信仰。
オカルトはラテン語で隠されたモノ、19世紀のキリスト教会が異教をオカルトと定義した。
景気が良い事を善とするなら不景気はオカルト、目に見えない手に持てないモノを優先すれば金を神とする経済はオカルト。貧乏神を信じれば貧 . . . 本文を読む
北陸の冬の風物詩は富山湾の寒鰤。春に日本海を北上し、秋になると青森から佐渡島、波の花舞う富山湾に南下し、定置網に迷い込む。
今年は極度の不漁。巻網漁法でイナダ・ワラサ・フクラギ・ハマチを一網打尽、出世した鰤は極わずか。
春告魚のニシン、秋田名物ハタハタ、大間の本マグロ、大衆魚秋刀魚も沿海に寄り付かずスーパーの目玉商品にならず、目玉が飛出る高値。鰤よ、今度はアンタか。越前クラゲは大量だが嬉しくな . . . 本文を読む
ANAの子会社・エアーニッポンとウイングスの操縦士組合が待遇改善のストライキを回避。合併し巨大化したJALは労務倒産した。
乗客100人程度の737と500名を超える777、国内の地方空港と海外の巨大空港、待遇が同じなら間尺に会わない。
飛行機、豪華客船、バス、新幹線、乗客を安全に目的地に運ぶ視点なら貴賎はない。基本給は同じ。従って年金も同じ。
違いは仕事の強弱である。厳しいなら高額、楽な . . . 本文を読む
1970年に「イメージの詩」で吉田拓郎がデビュー。
大阪万博で大部分の国民が舞い上がり暑く燃えた朱夏、覚めた目で世間を眺める若者がいた。
JALよど号ハイジャック事件、三島由紀夫割腹自殺、植村直己エベレスト登頂など色々あった年。
戦後65年、1944年生まれは日本と同様に老朽化が激しい古い船。過去の歴史が邪魔をして臆病になっている。
古い船をいま 動かせるのは 古い水夫じゃないだろう。
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吾が道を行く[オレ流]の落合監督は意外にも縁を大切にする。
体育会系の人間関係を嫌って大学を中退、ボウリングのプロテストの受験料が交通違反の罰金で消え東芝の臨時工、社会人野球で大活躍、ノンプロ野球全日本代表で森繁和と会う。落合監督、森ヘッドの助けでセリーグ優勝。
縁は運命論
原因が同じなら同じ結果、過去の姿で未来の姿が決まる。未来は[何か偉大な存在]によってあらかじめ定められている。
過去 . . . 本文を読む