風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

政治には童話

2019年11月29日 09時48分12秒 | 随想
深刻さを増す地球温暖化による気候変動の記録的豪雨で甚大な被害が続発する日本の首相が国連本部で開かれた「気候行動サミット」で演説を要望したがグテレス国連事務総長に「美しい演説ではなく具体的な計画」と言われて断られた。 グレタ・トゥーンベリには経済一辺倒を非難されるし、ローマ法王には行動が偽りや欺まんである不誠実を指摘される。 一国の総理大臣は自分の都合を優先させる人柄である事は、税の浪費の「桜を . . . 本文を読む

生活の知恵が仏教

2019年11月28日 08時43分53秒 | 随想
最近は葬儀に参列する機会があり、仏教の作法で執り行われることが多い。 新憲法では信教の自由が明文化されているから、浜の真砂は尽きるとも世に信教の種は尽きまじ、全てを論ずるには時間が足りないから公立学校では宗教を論じる事は不可能、親の死に直面し、檀家制度の遺物の家の宗派が浄土真宗であることを知り、自習した。 南無阿弥陀仏の名号が心に有れば西方極楽浄土に往生し仏となる。浄土門は易行道、ほかに浄土宗 . . . 本文を読む

野獣の耳に法話

2019年11月27日 07時38分57秒 | 随想
第266代ローマ教皇フランシスコがカトリック教会イエズス会の宣教師であったフランシスコ・ザビエルが設立を提言した上智大学で講演した。 どんなに複雑な状況であっても自分たちの行動が公正かつ人間的であり、正直で責任を持つことを心がけ弱者を擁護するような人になってください。ことばと行動が偽りや欺まんであることが少なくない今の時代において特に必要とされる誠実な人になってください。 弁舌爽やかに詭弁を弄 . . . 本文を読む

パソコンの原点回帰

2019年11月25日 12時16分20秒 | 随想
パソコンがウイルスに感染しているとマカフィーが表示する。 以前に同様の警告を信じて、指示通りの処理をしたら8万円程の請求が来た。フィッシング詐欺だった。クレジット会社と交渉し支払いを停止し、実害はなかった。 過去の経験がトラウマとなり、3千円のソフト支払いにも恐怖を感じ躊躇し、途方に暮れた。 ネット検索で対処法を検索すると、発売元のマイクロソフトのウィンドウズ10の無料のリカバリー方法を探し . . . 本文を読む

イエス キリスト教・神道・仏教

2019年11月24日 07時35分35秒 | 随想
経済一辺倒の政治は混乱して争いの絶えない世間である。 天皇皇后両陛下が即位の報告で天照大御神を祭る伊勢神宮を参拝された。 人間は万物の霊長とするカトリックのローマ教皇が来日された。 最近の日本には宗教色が満ちている。 多神教の仏教徒は抵抗なく受け入れるのである。 現人神だった天皇が何か偉大な存在に祈りをささげる、人類の英知の科学技術の驕りに嫌悪し核廃絶を訴える、仏教徒も共感する。 物で . . . 本文を読む

鉄道会社は格差社会

2019年11月22日 09時28分52秒 | 随想
昭和62年に中曽根内閣が実施した行政改革で国鉄分割民営化され、6つの地域別の「旅客鉄道会社」が生まれた。 32年経過して会社間格差が顕在化する。 富裕層は東日本と東海、貧困層は北海道と四国、中道を行くのは西日本と九州だろう。 富裕層の会社は豊かさの驕りだろうか、旅客に対するサービスは独断と偏見で富裕層を優遇するのは安倍政権と同様である。 新幹線の普通車指定席は狭い座席に長時間座らせる苦行を . . . 本文を読む

老人の遠吠え

2019年11月19日 13時08分01秒 | 随想
昭和の時代を生きた老人は、平成・令和の騒々しい世間に馴染めないのである。 古き良き美しい日本の面影は消え、世界一安全な国も凶悪事件が多発し、経済野獣の動物園と化した。 その転換点は何時だろう? 高度成長期を迎える前の昭和33年の岸内閣は1万円札を発行した。肖像画は聖徳太子だった。 昭和の末期の59年に中曽根内閣は万札を福沢諭吉に変更した。ここが運命の分岐点、西洋化が進行し、古来の大和魂・聖 . . . 本文を読む

他言無用の移動手段

2019年11月18日 09時08分08秒 | 随想
岡崎から飯田市の果樹園に援農の為に13年通った。 その移動手段は豊橋から飯田線の特急列車"伊那路号"、普通列車、名古屋から中央道の高速バス・岡崎から東名高速道路・伊勢湾岸自動車道・東海環状自動車道・中央自動車道を自家用車で走行、一般道を走行と多岐に渡る。 経済性・快適性・速達性の視点で総合評価すると、一般道の国道153号利用が最善と思う。 経済一辺倒の豊かな国の日本人は有料道路利用が性に合う . . . 本文を読む

葬儀は慶事

2019年11月17日 09時53分32秒 | 随想
ローマ法王が来日される。亡き長兄が信者だったのでその葬儀の時に神父にお会いした。 「万物の霊長とは何ですか?」と問うと神父は激怒して「世間は誤解している」なる返答、万物の霊長の名を借りて人間はやりたい放題、地球破壊する経済野獣を非難しているのだろう。 両親の葬儀は江戸時代の檀家制度の遺産の浄土真宗の作法で執り行った。 親鸞聖人ご案内の悪人正機、穢土を生きる煩悩具足の凡夫たる悪人こそが阿弥陀様 . . . 本文を読む

岐阜県道の駅21カ所探訪記録

2019年11月15日 17時08分04秒 | 随想
岡崎IC(E1・E1A・C3・R475・E19)中津川IC(R19・R256・r3)五木のやかた・かわうえ(R256)花街道付知(R257)加子母(R257・R256)茶の里東白川(r62)清流白川クオーレの里(r62・R41)ロック・ガーデンひちそう(R41)美濃白川(R41・r86)飛騨金山ぬく森の里温泉(r86・R256)和良(R256・r86)馬瀬 美輝の里(r86・R257)パスカル清見 . . . 本文を読む

ワーホリで十三年

2019年11月13日 05時33分24秒 | 随想
62才から始めた飯田市のワーホリ、後期高齢者の仲間入りした老人は13年間継続したことになる。 第一印象が良かったので同一果樹農家に一極集中、高齢が故に現在は軽作業の市田柿の皮むきに特化している。 多くの援農仲間と日替わりで作業が出来たのは農家夫婦の人組の妙で順調に一日九時間八日間で十屯の柿を裸にした。 天竜川の河岸段丘の上部に位置する座光寺では市田柿は大豊作、他の地域では春先の天候不順による . . . 本文を読む

重農主義に面舵一杯

2019年11月11日 13時36分24秒 | 随想
リニア中央新幹線の長野県駅への連絡道路建設の為に農家を立ち退かせ、果樹を伐採する座光寺スマートインターの建設現場に隣接する農家で10泊11日の飯田市ワーキングホリデー体験をした。 富の唯一の源泉は農業である、重農主義。 その富を源泉に工業が営まれる、重工主義。 その製品を源泉に貿易をして豊かな国・日本が形成された、重商主義。 経済一辺倒のアベノミックスは重商主義に「かたより・こだわり・とら . . . 本文を読む