平成31年の運転免許更新時は後期高齢者の認知機能検査で認知機能の低下があると指摘され、家族が心配し趣味の鉄道一人旅は禁止されたのである。平成34年の更新時は猛勉強の結果、健常者に昇格したのであるが一度押された烙印は消せないのが家族の常識なのだろう。
唯一許される一人旅は、飯田市ワーホリの労働奉仕で、来る30日に特急伊那路で旅立つ。
今年は鉄道開業150年なのでテレビは鉄道番組を放映し、連日鑑賞した。触発され過去の鉄道旅の写真を点検し、リニア鉄道館の国鉄165系伊那路の写真を見つけた。
数回乗った伊那路は373系なので何時頃の電車なのだろうと素朴な疑問解決の研究をするのだった。過去の記憶を大切に思う心は国会議員には邪魔であるが、平民には貴重な思い出なのだ。
平成4年から平成8年まで急行伊那路だった時の電車で、人気上昇し特急に昇格し新型車両373系を投入、ワイドビュー伊那路の愛称だったが、コロナ禍で特急伊那路になった様だ。
日曜日にはグリーン席のない3両編成の座席に収まり車窓風景を楽しむのである。
指定席、コロナ禍のマスク着用等の花形路線の必須条件は不要なのは乗客が極めて少なく、特急廃止が話題になっている。
一人でも乗客がいれば存続する、古き良き国鉄魂だろうが、経済優先のアベノミックス、自動車優先社会では許されないのだろう、浪花節だよ人生は、義理人情も国鉄魂だろう。