朝陽と夕陽 13号 2006年12月10日 13時15分50秒 | 随想 正月に東の初日の出を拝む人がいる。温泉宿の露天風呂から西の夕陽を見て感傷に浸る人がいる。昼間は農作業に没頭して太陽には関心を示さない。夜明け・日没の際の太陽に関心が集まる。人々はその瞬間に神仏を思うのだろう。 朝日は神様が、夕陽は仏様が似合う。人は朝日に誕生・希望・誓いを、夕陽には死・反省・感謝などを思い祈るのだろう。子供の誕生には神社で祈祷し、葬式はお寺にお願いする日本人の習慣と一致する。鉄道 . . . 本文を読む