一日目 神は天と地をつくられた。暗闇がある中、神は光をつくり、昼と夜。二日目 空(天)。三日目 大地を作り、海が生まれ、地に植物。四日目 太陽と月と星。五日目 魚と鳥。六日目 獣と家畜をつくり、神に似せた人をつくられた。七日目 神はお休みになった。
休息日を日曜日とするなら、週初めは月曜日なのだろう。
しかるに日本のカレンダーは週初めが日曜日で国民に浸透している。仏教の大日如来、神道の天照大御 . . . 本文を読む
晴耕雨読の日々だったが、後期高齢者になり早寝昼読であるが、昔読んだ記憶のある菊池寛の「恩讐の彼方に」をネットの青空文庫で読んだ。
ボケが始まる60歳代前半に、JR四国のバースデイきっぷを利用して四国を周遊した時に訪れた阿波国大歩危の奥の平家落人の里・かずら橋の祖谷渓、そして立ち寄った道後温泉のユースホステルで四国遍路を知り、石手寺を参拝し、苦節7年、88寺を巡拝し結願したのだったが、豊前国耶馬渓 . . . 本文を読む
西高東低の気圧配置で東海地方は晴天続きであるが、外出することもなく自宅に引き籠るのは寒波による生命の危機を認知しているからで老人は認知症を発症していない。
一巻200円で40分のDVD「列車紀行・美しい日本」50巻を購入し、2000分、約33時間を10日間掛けて見終えた。
10年以上前の映像で懐かしい日本が再現されている。九州新幹線は新八代から鹿児島中央まで、博多からは三戸岡デザインの787系 . . . 本文を読む
本日は快晴である。予備試験を受験し選抜された人間のみが参加でき、3時間が予定され国が主催する13時からの講習会に参加する。羨望の眼差しでみられるのか、蔑んだ目線にさらされるのか、議論が分かれる。
後期高齢者の運転免許更新の話である。
予備試験とは認知機能検査の事で、76点以上なら4年前に経験した前期高齢者と同等に2時間で5100円の講習であるが、76点未満で46点以上なら、3時間で7950円の . . . 本文を読む
休場明けの満身創痍の御嶽海が無敵の横綱に勝利する奇想天外な大相撲に複雑な思いが交錯する。
日本人横綱なら「武士の情け」の美談だろうが、遊牧民のモンゴル人の横綱には通用しない。日本人の親方衆が演出した無気力相撲なのだろう。
貴乃花親方が主張した、大相撲は神道に根差す儀式と捉えるならば美談であるが、弱肉強食の格闘技を主張する横綱で貴乃花親方を引退させた前歴の残像があるだけに失望感が大きい。
大横 . . . 本文を読む
ドジ・間抜け・おっちょこちょい・あわてんぼを自覚している輩は馬鹿野郎と世間では呼称し、自身の人生を追憶すると該当する。
文明が高度に進化すると、そんな輩の行動は重大事故に繋がるので、当局は認知症なる病名を創作し世間から隔離する。
姨捨山伝説にある様に、権力者の「灰で縄を編みなさい」の無理難題に名案を授けたのは老人だった。老人は天才なのだ。
人材が枯渇している政界、老人の知恵を最大限利用するの . . . 本文を読む
四国遍路で最初と最後に参拝した一番札所・霊山寺の住職から節分会の祈祷の勧誘がある。
岡崎の曹洞宗の住職から参禅の誘いがある。
両親の葬儀でお世話になった浄土真宗の住職から報恩講の手伝いを要請される。
老人には寺院からの誘いが多いのである。
単身教の西洋人には理解不能だろうが、弘法さんの密教、顕教の自力の道元さん、絶対他力の親鸞さんが仲良く同居できる心は仏教徒だからだろう。
どれを優先すべ . . . 本文を読む
南米最高峰「アコンカグア」の登頂に挑戦していた 86才の冒険家、三浦雄一郎は登山の中止を決めた。
功名心と命の重さの両天秤、医師の忠告に従い、功名心を放棄した。
頑固な老人は世間の厄介者、素直な老人が好まれる。
冒険とは危ないことを押し切って行うこと。成功のおぼつかないことをあえて行うこと、冒険家は山師、ギャンブラーと同義語なのだろう。
ギャンブルは若者の特権、老人には似合わない。柳の下に . . . 本文を読む
経済一辺倒のアベノミックスの目玉はデフレ脱却してインフレ誘導する。その為の政策がゼロ金利だそうである。
ささやかな退職金を郵政省郵便局の定額預金に10年間預けたら満期には元金が成長していた。
小泉郵政民営化で親方日の丸が消滅したから地方銀行の定期預金にしたら、金利が年々低下するので、ファイナンシャルプランナーなる有資格者の助言で投資信託を購入したのが5年前だったが、満期になった。
元本が大幅 . . . 本文を読む
皐月初日には元号が変わるが、翌年に終戦になる戦中最後の昭和19年申年の弥生誕生だから、現時点で満74才、数えでは76才になる。
他人の迷惑を省みて、他人に頼らず自分一人で懸命に生きてきたと自負していたが、最近は自分の主観で不都合なことが頻発するけれども、自分に都合の良い結果に終始する不思議がある。
阿弥陀仏を念ずる、お伊勢さんに詣でたご利益なのだろうか、得体のしれない偉大な存在のご加護を感じる . . . 本文を読む
昔昔、ワンス・アポン・ア・タイム、社用族だった時の名残だろう、大旅行には題目が必要で、旅の起爆剤になるのである。
アゴ・アシ・マクラは自腹を切るから稟議書は不要で勝手気ままが許されるが、長年培った俸給生活者の習性なのだろうか、自身を納得させる題目が不可欠。
函館から鹿児島までの縦断列車旅の時は「東海道新幹線50周年記念硬貨に刻印された車両に乗ろう」が題目だった。
昨夏は青函トンネルで消滅した . . . 本文を読む
モンゴル相撲と化した日本相撲協会の大相撲、日本人横綱の稀勢の里が引退して日本色が薄らいだ。
賞金稼ぎの白鳳の懸賞金を鷲掴みにする横柄な態度には大和魂の礼節が見られない。
三役格行司の式守勘太夫が立行司の41代式守伊之助に昇進し、土俵に紫白の装束、軍配が復活した。
伊之助の連日の鶴竜・白鵬の相撲に対する勝負審判の物言いに対する裁定は「行司軍配通り」、さすが立行司の目は確かである。
土俵の美は . . . 本文を読む
スイッチバック駅は、急勾配を伴う地形における折り返し式のジグザグ運転を伴う鉄道線路の途中にあり、一時期そんなに駅に魅せられた。
信越本線の二本木駅、篠ノ井線の姨捨駅と桑ノ原信号場、土讃線の坪尻駅と新改駅、黒部峡谷鉄道の鐘釣駅、箱根登山鉄道の大平台駅を訪れた。残るは木次線出雲坂根駅・豊肥本線立野駅・肥薩線大畑駅と真幸駅の到達を旅の題目にしたい。
進行方向が変わる折り返し方式の駅は昨夏に特急オホー . . . 本文を読む
加齢が故に体力・気力が減退し趣味の鉄道旅もご無沙汰、新聞の日本直販の全面広告で美しい日本・列車紀行なるDVDが目に留まる。
五十巻で日本鉄道路線を紹介し、一万円だから一巻が二百円、全巻視聴するのに三十五時間を要する。
最近到着したので早速拝見した。
鉄路を列車が走行する美しい日本がある。
田沢湖線をE3系が走行する、廃線になった江差線、留萌本線や今は消滅した国鉄特急色の車両を見ることができ . . . 本文を読む
寒風吹く世間に外出するのが躊躇される日々なので暖房した室内でパソコンのネットに熱中して退屈を紛らわす日々である。
突然、音声と画像で「あなたのパソコンはウイルスに侵されています」と繰り返し、パソコンの機能が停止した。
表示の番号に電話し指示に従い、操作したところ復旧し、感謝感激、対価を支払う為にクレジットカードの番号を教えた。そのあとで対価を聞き、ビックリ仰天、かなりの高額だった。
たまたま . . . 本文を読む