若い時にカーフェリーで仙台や宮崎に旅した経験があるが、1万トン前後の船であった。
「トン」は昔、ウイスキーの樽を運んだ時に、運賃計算のために、木槌で樽を叩いて計数した時に、トーンと音がしたことに由来している。樽は1000kgである。日本では米の積載量の重量で、千石船は150トンの米を積み、全重量は200トンである。
クルーズ客船の積載量は、飛鳥Ⅱの定員が2000人としたら、2000人掛ける10 . . . 本文を読む
仏教には次のような説話がある。極楽の食堂と地獄の食堂とはまったく同じ造り、同じテーブル、同じ食器、同じ料理の盛り合わせになっていて、食事の時間がくると極楽の人々も地獄に落ちた人々も大勢が食堂に集まる。食事を摂るにはただ一つ条件がある。それは非常に長いお箸だけでしか食べてはいけないということ。片手には箸が縛ってあり、片手は椅子に縛られている。極楽の住人は健康で笑顔であるが、地獄の輩は痩せ細り怒りの表 . . . 本文を読む
数え年は生まれた時点の年齢を1歳とし、以後、元日が来るたびに1歳を加算する日本方式に対し、満年齢は生まれた時点の年齢を0歳とし、以後、誕生日が来るごとに1歳を加算する西洋方式である。戦後の日本では満年齢が一般的である。例えば、1998年4月1日に生まれた者は2004年3月31日が終了する瞬間に満6歳に達するから、その保護者は、翌日である同年4月1日以後における最初の学年の初め、つまり2004年4月 . . . 本文を読む
「俺がカラスは白いと言えば白いのだ」とは若輩者である会社の新任上司の発言である。私が「カラスは黒い」と反論して以来、人間関係は消滅した。非常識な発言と思い人間性を疑ったのである。薄給で過酷な労働条件で、誰にも出来る単純な仕事を長期間継続したというだけの功労で会社が決めた。仕事の質は問われない。会社方針の伝達役と労働組合の執行委員を兼務している。矛盾したシステムである。宴会の幹事役と同様な世話役であ . . . 本文を読む
25年前に自宅を両親と共同購入した年の正月に、母親が万両を庭に植えた。ローン返済を終えた昨年、インターネットで万両を調べたら、他に千両・百両・十両・一両が在る事を知った。千両・百両・十両を園芸店や岡崎農遊館で手に入れ庭に植えた。一両も探してみたい。
万両、百両、十両は薮柑子(やぶこうじ)科。千両は千両(せんりょう)科。一両はアカネ科。万両(マンリョウ)は万両、千両は唐橘(カラタチバナ)、百両は草 . . . 本文を読む