孫が来て、しばしお相手をするのが楽しみで心癒される時間である。生後3ヶ月で母乳を飲んで、オシメを汚し、睡眠する繰り返しの毎日である。
孫と二人で留守番をする。泣いたら抱っこしてあげると、泣き止む。
若夫婦のお宅を訪問した。
孫と二人で留守番をする。目を覚まし突然激しく泣き出す。抱っこしてあげるが泣き止む気配がない。途方に暮れる。
息子夫婦が戻り、抱っこすると泣き止み笑顔さえ見せる。
自宅 . . . 本文を読む
月がとっても青いから 遠まわりして帰ろう
古賀政男の養女の菅原都々子が唄う、親父の陸奥明の作曲の歌謡曲。
「遠まわり」は昔の日本の美徳だった。
効率、スピード、経済性が優先される現代日本では無駄の象徴として切り捨てられる。
人様から贈り物を頂く、翌日に百貨店から同程度のモノを送り返す。それが世の道理に適った常識と教えられる。
食べたい時に、食べたいモノを、食べたいだけ世界中からかき集める . . . 本文を読む
富有・次郎・筆は甘柿。市田・蜂屋は渋柿。渋が邪魔して嫌われる。乾燥すると渋が抜ける。農夫はその不可思議に興味を示し、干柿にして皆に提供する。伊那谷の市田には元善光寺があり、美濃の蜂屋には正眼寺がある。江戸時代には天干し柿(あまぼしがき)と呼んでいた「あんぽ柿」は水分50%の半乾燥。柿に陽が満遍なく当たる様にコロコロ位置を変える「枯露柿」は完全乾燥。天竜川の河岸段丘の寒暖の激しい自然環境の市田柿は水 . . . 本文を読む
殿は職名に付け敬意を表し、様は人間を尊敬する接尾語であると解釈している。「様を見ろ・ざまをみろ」は失敗を嘲笑う言葉で、職責に堪えられない未熟な人間性を非難する。貴様と俺とは同期の桜。スーさんと浜ちゃんは社長と平社員の労使関係でなく人間付き合い。リーダーシップのある人物を殿様と言う。紀州の殿様とは徳川八代将軍・吉宗である。増税と質素倹約による幕政改革、新田開発など公共政策、公事方御定書の制定、目安箱 . . . 本文を読む
縄文式土器が陶器、弥生式土器は磁器だろうか、土を練り固め焼いたセラミック。東では瀬戸物、西では唐津物。
漆器は、木や紙などにウルシを塗り重ねて作る工芸品。
英語は陶磁器がチャイナで漆器がジャパン。
里で地球を掘り起こし、粘土や釉薬、薪や石炭を燃やして創る陶磁器はコンクリート。破損したら捨てる以外に方法がない。
山で木を育て、太陽で乾燥させた材木で下地を作り、樹液のウルシを塗り重ねる漆器は人 . . . 本文を読む
性格が決まる義務教育の期間の総理大臣は、吉田茂・鳩山一郎・石橋湛山・岸信介だった。教育方針は米国文明の模倣で、日本文化の習得が留守になった。
習字・算盤・浪曲・浪花節に興味を示さず、ワープロ・電卓・スイングジャズ・黒人霊歌に関心が向かったオイラは優等生、外人から面白くないと言われる。
人は自分に無いものを求める本能がある。同類人間は人畜無害で無視されるが、何か異質の素晴らしいものがあると尊敬さ . . . 本文を読む
信州伊那谷の市田柿は、種の数で吉凶を占う新年を祝う縁起物で、高森町の下市田で盛んに栽培されている渋柿の干し柿。
農家の軒下の柿暖簾は冬の風物詩だった。今は衛生管理の当局指導で、農業用ハウスで干される。
農家の軒下の柿は自然が育んだ絶品であるが市場には流通しない。
主人は理屈を重視し、真に美味いものを拒否する市場原理主義は違うと思うが、金儲けが出来ると寂しく笑う。
傘寿を超える婆ちゃんは渋が . . . 本文を読む
千日回峰行は700日の堂入り・赤山苦行、800日が過ぎると京都市内寺社を巡拝往復する一日84キロの「京都大廻り」が始まる。
4年前に始めた雑文のブログ、比叡山の荒行を真似て千号が目標だった。ようやく800号に到達した。
今年の元旦が434号だから365の文章を書いた。365日の一年、日記になった。
3月に定年となり、心の動揺で7月までは日記でなかったが、8月からはダイヤリーとなり、調子に乗っ . . . 本文を読む
情報操作による世論誘導の怖さがある。
「第45回衆議院比例代表選出議員選挙での自民党得票率ランキング」と「第49週のインフルエンザの定点当たり報告数」の各県別ランキングが酷似している。故に自民党の支持者は豚インフルに罹りやすい。
なんら根拠の無い風評である。結論を設定し類似性を探した陰謀である。
世間は間断なく変化し流れている。データは刹那の停止した情報である。フローをストックで結論するのは . . . 本文を読む
政令指定都市でなく中核市の岡崎の保健所は愛知県が管轄だろうか、インフルの予防接種の案内が来た。
満65歳以上の人間は感染すると死ぬ可能性が極めて高いので優先的にワクチンを都合する。ただしワクチンの弊害に対するデータが皆無なので不都合が生じたら善処しますとの文面だった。
デリケートな文章である。64歳11ヶ月は安全で、65歳1ヶ月は危険なのか?
安全性確認は65歳以上の人間をモルモットにするこ . . . 本文を読む
伊吹山は海底火山でサンゴ礁に囲まれていた。地殻変動で隆起し山地を形成した。故にコンクリートの原料の石灰岩が産出する。琵琶湖の畔の秀吉の長浜城、鉄砲の里・国友から採掘跡が無残な姿を曝している。
コンクリートは何に変身したのか。
オイラの生まれた昭和19年3月に武智丸なる輸送船が進水した。鉄筋コンクリート製である。敗戦濃厚な鉄の末期的資源枯渇の苦肉の策だった。
恵まれた時代にはコンクリートは似合 . . . 本文を読む
かたよらない心 こだわらない心 とらわれない心 広く広く、もっと広く
「広」の漢字に目が向かう。「广」はマダレ、中に「ム=無」が入って「広」。
广の字は岩屋を意味し、古代の住居だった。だから住居に関する漢字が多くある。厨・廊・庭・庇・庫・床・座。
物欲満足の結果、家の中にはガラクタが満ち溢れ狭くなっている。不用品を処分すると広くなる。
高学歴人間は無用の知識が充満し心は窮屈である。知識を捨 . . . 本文を読む
雪が深々と降る厳冬、猫は炬燵で丸くなる。
市場原理の無駄遣いのプロパガンダ。エネルギーを浪費して室温を上げ人工の春を作る。文明の進化、科学の勝利と自画自賛。
冬の寒さを素直に認め、防寒具で身を守り、布団を増やして体温を維持する就寝。命に別状は無く、ランニングコストは掛からない。サラリーデフレも怖くない。
日の出で起床、日没で就寝は一日のサイクル。夏に過酷な労働、冬には骨休めの軽作業は季節の循 . . . 本文を読む
過去の行状因果、皆に無視される孤独な老人が、ブログなる文明の利器で独言を始め3年が過ぎた。よく続いたものである。自分で自分を褒めてあげたい。
社会人気質は自分のサークルの位置・順位が気になる。ランキングである。
上がると有頂天になり、下がると妙に落ち込み不機嫌になったりする。
現在の地位は130万ブログの1万番目近辺をウロウロしている。
シニア部門のランクは一桁台を維持している。総数が13 . . . 本文を読む
MLBの弱小球団がワールドシリーズ最終戦も敗色濃厚の7回、奇跡の大逆転、世界制覇を達成。世間にラッキーセブンが流通した。
進駐軍は日本人の精神を破壊するべく、7が幸運の数と信じ込ませた。
日本人の聖数は8で完成を意味する。漢字では「八」で末広がり、そして霊峰富士に似て安定している。
原子番号の8は酸素、7は窒素。酸素は生命維持に不可欠である。
ガソリンはC8の炭化水素が100、C7のヘプタ . . . 本文を読む