老人のお花見 2017年05月02日 18時22分34秒 | 随想 最近は童心に帰り、好奇心旺盛で、何故と自問して、自分で答えを見出し納得する。春はお花見の季節、姥桜なる言葉があるが、どんな桜なのだろう。葉が出る前に美しい花開く桜、美しい夜の蝶、口を開いたら歯がない、姥桜だった。年老いた女性が満開の桜を見ると涙を禁じ得ない、散る桜残る桜も散る桜。花も盛りの女性は一八才、桜なら三分咲きだろう。満開になる楽しみがある。老夫婦は満開の桜に涙するよりも、三分咲きの桜に夢と . . . 本文を読む