風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

地獄・極楽の境界線

2012年02月10日 04時01分30秒 | 

建仁寺は、臨済宗の栄西が創立者の禅寺、京都の東山にある。

息子の参男坊が訪れると言う。

住職の言葉を抜粋引用させて頂く。

贅沢というものは煩悩、妄想であって、それを外すというのが私たちの大きな目標です。眠るのも最低限。寝る場所も畳一畳。寝て一畳、起きて半畳といいますから。

簡素に生きる。これがいちばんの贅沢だと思います。

若者特有の浪費癖の激しい息子、直るだろうか?

直ったら日本経済は低迷する。真理の実践、神武景気以来の残像なら人間社会は苦の世界になる。

贅沢は苦であると悟れば、現世は極楽。人間は顛倒夢想するから贅沢する地獄を選ぶ。人間の本性は自虐的で無意識に破滅に向かって突き進む。

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