東洋医学の実践的理論研究~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論の研究~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

五臓と経絡〜根本を問うことの必要性〜

2024-10-24 12:39:48 | 覚え書
本治とは、「病を五蔵の変動の結果としての経絡の虚実として捉えて」の施術との定義。

「病を五臓の変動」(病論)と捉えることと「経絡の虚実を補瀉する」(治療術)というのは、全く別のものを繋ぎ合わせての定義、概念規定なのでは無いだろうか?

鍼灸学校時代にここに関わって、「そもそも、五臓と経絡が関係がある、対応しているというのは、どう証明されているのか?対応していると言えるのか?言っていいのか?」との疑問があった。

当時は、「それを疑っては、鍼灸治療(の理論)は成り立たない!」と教員に一喝され、引き下がるしか無かったのであるが......。

歴史的に東洋医学、鍼灸術というものをとらえ返してみれば、答えが見えてくるのでは?と今は思えている。

いずれ説きたいと思う。

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