MJHA(日本を再び健康な国に)〜東洋医学の実践的理論研究~

MJHA(日本を再び健康な国に)という志で、食・運動(姿勢)・休息(睡眠)に関わる問題等を論理的に説きます。

リハビリテーション医学の授業での気づき〜『武道空手學概論』の高み〜

2016-10-31 21:47:41 | 覚え書
脳卒中のリハビリテーションについて学んだ。そこに求められるものは、『武道空手學概論』で説かれ(解かれ)る技創出の過程的構造そのもの。と思う。

本日のリハビリテーション医学の授業で、「ブルンストロームのステージの概念」について教えていただき、合わせて現在の脳卒中のリハビリテーションについて教えていただいただいた。

端的には、正常な運動の形が出来ないうちに力を込めての運動を行わせると共同運動や痙性麻痺が強く出てしまって、リハビリテーションをさせればさせるほどに共同運動や痙性麻痺が強くなっていってしまう。

であるから、しっかりと正常な運動の形を創って、そこに徐々に力を込めさせていくべきである。それが、現在のリハビリテーションの常識。共同運動や痙性麻痺が強く出ているのを、「リハビリが足らないから」と負荷をかけての全力の運動を必死にやらせている。というのは、、、。というお話であった。

これは、『武道空手學 概論 〔新世紀編〕-新世紀 武道空手學講義』(南郷継正 朝霧華刃 神橘美伽著 現代社)で説かれ(解かれ)る、技創出の過程的構造そのものと思える。正常ばかりでは無く、脳卒中という異常なありかたまでもが、この書で説かれ(解かれ)る論理で解けるのだと、『武道空手學 概論』は自身の思っているよりも広く深いものである。と、この書の凄さに驚かされ、この書の高み深みのままにしっかりと学ぶ努力を!との思いに・・・・・・。


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