MJHA(日本を再び健康な国に)〜東洋医学の実践的理論研究~

MJHA(日本を再び健康な国に)という志で、食・運動(姿勢)・休息(睡眠)に関わる問題等を論理的に説きます。

人間はいかに眠り・休息をとるべきか?〜お風呂の効用〜

2024-12-16 07:48:04 | 食・運動と睡眠は如何にあるべきか
 お風呂の効用について、それは<生命の歴史>の「単細胞体」の時代の繰り返しのために熱が必要であるから、と思える。

 一昨日の忘年会、親しい方との、また新しい出会いもありの、楽しいものであった。それゆえについつい飲み過ぎて、昨日は二日酔いで1日寝たり起きたりで過ごした。

 その中で、いかにすれば早く回復するであろうか ?と考え、水分をしっかり取ったり、消化吸収の良い食べ物、あるいはなるべく自然なもの......風呂に入って温まって眠ること等々、自身の体の中で行われていることを、生理学レベル、細胞レベルでイメージを描き、とらえ返して取り組んだ。

 具体的には、水分の摂取→吸収され→血中の水分が増え、腎臓での体内の物質の選別と共にの排泄が促進されている映像。あるいはアルコールによってダメージを受けた細胞が、温めめられることで、活発に働くようになって回復していく映像、等々。

 そのように思い考える中でひらめいたというか、「ああ、そういうことなのか ?」 との思いとなっていたのが、冒頭の、お風呂 =体を温めることの効用は<生命の歴史>の繰り返し=単細胞生命体の誕生、そこからの生存ということの繰り返し、のために必要なことだからではないのか?ということである。

 考えてみればと今更言うまでもなく、我々人類は、単細胞生命体の子孫である、というだけではなしに、今に至るも一面では単細胞生命体の集合体でしかなく、その健康は細胞レベルの健康に根本的に規定されているのである。

 それゆえに、細胞レベルで生きること=摂取→自己化→排泄が正常に行われるべく整えてやることが、何よりも大切なのであり、それには適当な温度(と栄養素)が求められる。

 これは別言すれば、生命現象の誕生と生存には、その生命体に見合った。熱が必要とされるということで、それが何よりも大切なのだということ。

 熱と共に誕生し、熱と共に生きてきたのが生命体なのであるから。

 現在では、人類(=恒温動物)においては自ら熱を生み出し保つということが可能となっているのではあるけれども、体調が悪い時、病の時、衰えていっている時には、外からの熱で助けてやることでの、細胞レベルの生きる環境を整えてやることが求められる。

 そうすることで、回復( = 細胞の作り変え)がスムーズに行われるということであり、それゆえに睡眠 ・ 休息 = 回復の時には、しっかりと身体( = 細胞)を温めてやることが求められる。なぜならば、睡眠・休息は、単細胞体の時代の繰り返しなのであるから。

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