
「五行色対表」について学びました。観念論的なものを如何に学ぶか?の視点を持つことの大事性痛感されます。
「東洋医学概論」で「五行色対表」についての学びが始まっています。(「五行思想」(Wikipedia)で見れます。)
「五行色対表」は、世界にある事物を「木、火、土、金、水」の五つの性質に従って分類したものを表にしたもので横へは「木、火、土、金、水」の性質とそのつながり(相生・相克関係)としての順に、結果として縦には同じ性質の物が並ぶということになります。(教科書では24の五行に対応した分類が上げられ、これらすべてを記憶するようにと求められています。)
この表の大元は、「黄帝内経」の記述を後代に表にしたものということですが、なんとなく納得のいく物と無理矢理のこじつけと思えるものとがあります。
これらは、現代という時代に生きる自身の視点から見てしまうと、それこそ「バカげきった熱病者の幻覚」(エンゲルス)となってしまい、またそう言って切り捨てることも出来るのですが・・・・・・。
ここは、自らの立場を否定して、古代中国という時代・社会の治療家の立場に立って、「五行色対表」がいかなる意味を持つのかを実験・検証して行く必要があると思えます。
それとともに「何故、世界は五行に従って五つに分類出来るのか?その根拠は?」ということに答える必要があると思えます。そうでなくて、昔から正しいとして伝わっているからとか、プラグマティズムそのままに役に立つからでは、鍼灸・東洋医学は永遠に科学=学問とは無縁のものとなって行ってしまうのではと・・・・・・。
「東洋医学概論」で「五行色対表」についての学びが始まっています。(「五行思想」(Wikipedia)で見れます。)
「五行色対表」は、世界にある事物を「木、火、土、金、水」の五つの性質に従って分類したものを表にしたもので横へは「木、火、土、金、水」の性質とそのつながり(相生・相克関係)としての順に、結果として縦には同じ性質の物が並ぶということになります。(教科書では24の五行に対応した分類が上げられ、これらすべてを記憶するようにと求められています。)
この表の大元は、「黄帝内経」の記述を後代に表にしたものということですが、なんとなく納得のいく物と無理矢理のこじつけと思えるものとがあります。
これらは、現代という時代に生きる自身の視点から見てしまうと、それこそ「バカげきった熱病者の幻覚」(エンゲルス)となってしまい、またそう言って切り捨てることも出来るのですが・・・・・・。
ここは、自らの立場を否定して、古代中国という時代・社会の治療家の立場に立って、「五行色対表」がいかなる意味を持つのかを実験・検証して行く必要があると思えます。
それとともに「何故、世界は五行に従って五つに分類出来るのか?その根拠は?」ということに答える必要があると思えます。そうでなくて、昔から正しいとして伝わっているからとか、プラグマティズムそのままに役に立つからでは、鍼灸・東洋医学は永遠に科学=学問とは無縁のものとなって行ってしまうのではと・・・・・・。