MJHA(日本を再び健康な国に)〜東洋医学の実践的理論研究~

MJHA(日本を再び健康な国に)という志で、食・運動(姿勢)・休息(睡眠)に関わる問題等を論理的に説きます。

『看護学と医学(上巻)』を読む〜科学的な学問体系への道標〜

2018-03-18 11:51:24 | 鍼灸学校の学びの総括あるいは鍼灸・東洋医学とは何か
『看護学と医学(上巻) 学問としての看護学の成立─』(瀬江千史 著 現代社)には、「東洋医学とは何か」を書くために為すべきことが、しっかりと説かれている。

自身のアタマの働きをまともなものにするために、『夢講義(1〜6)』(南郷継正 著 現代社白鳳選書)の一からの学びを「学問への扉から学問への道を『“夢”講義』に学ぶ(一)」(『学城 第16号』所収)を導きの灯として、始めた。

その『“夢”講義』の「第一巻 第一編 第二章 認識論と認識学の違いを説く」で、「体系とは」を分かるには「瀬江千史さんの「体系とは」に学ぶことが必要」と説かれ、『看護学と医学(上巻)』からの引用がなされていたので、早速に『看護学と医学(上巻)』を読み返し始めた。

そこには、科学的な学問体系とは如何なるものか、それはどのようにして構築されるものなのか?そのための実力とは如何なるものが必要とされるのか、そしてその実力は如何にして培われていくべきものなのか......が縷々説かれ(解かれ)ている。

自身はそこにしっかりと学んで、(すでに道は示されている、後は必死の努力でその道を歩むのみなのだ!)と思うとともに、鍼灸・東洋医学の世界でも、そこに説かれていることが常識となっていって欲しいもの、との思いがした。

特に、これから鍼灸・東洋医学を学ぶ若いみなさんには、と思う。すでに自分勝手に鍼灸・東洋医学を学んでいるかたには、言っても無駄であろうから、せめて次代を担うみなさんには......。

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