絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2023年11月25日(土)イラストじっくりコース・寺田順三先生の授業内容

2023-11-29 18:44:17 | イラストじっくり塾

イラストじっくりコース・寺田順三先生の初回の授業です。

皆さん、自分の作品を持ってきていたので、作品を見ながらアドバイスをいただきました。

 

初めは、作品を発表するので緊張していましたが、寺田先生の大阪弁で一気に和やかムードに、では発表していきましょう。

 

いろんなタイプの作品があり、もう既にお仕事しましたという方もいましたが、なかなか仕事に結びつけるのが難しい方も多かったです。

イラストが描けるだけでなく、デザインのセンスもいるよ。

最近の雑誌を見ていても、今っぽいイラストがよく使われています。

上手すぎて説明のできる絵は、堅苦しく感じて面白みが無いです。

個性がありすぎるのも使いにくいので、今っぽいと思う感覚って必要。

自分のスタイルって、意識しなくなった時に出てくるもの。

自分は意図していなくても、周りが「いいね!」って、決めてくれることがあります。

周りが求めてくれている。これが個性になります。

 

絵が描ける人が多いので、これからどう発信していくか。

企画展に参加したり、個展をしたり、SNSで発信したり、この一年で一歩前に進んで行きましょうね!

 

次回の授業では、課題を発表していただきます。

【課題】

ファッション雑誌・生活や暮らしについての雑誌・旅行の雑誌など、いろんなジャンルの雑誌があります。

雑誌にカットイラストを描くとしたら、自分ならこんな風に描くというイメージをしてイラストにしてきてください。

実際にある雑誌のページに見えるように、はめ込んでプリントしてきてくださいね。

 

 


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2023年11月11日(土)イラストじっくりコース・弓削ナオミ先生の授業内容

2023-11-12 15:30:19 | イラストじっくり塾

本日は弓削ナオミ先生の初回授業です。

初めに皆さんの自己紹介を簡単にお聞きしました。

デザインの仕事や福祉関係・学校の講師・歯科医などいろんな職種の方が集まっていますが、皆さん絵を描きたいと思って集まった人たちです。

これからの交流が楽しみですね。

 

次に弓削先生の自己紹介です。

弓削ナオミ先生は、女性誌向けのイラストをよく描かれています。

初めはコピック・筆ペンを使われていましたが、今ではデジタルやアクリル・パステルなど、いろんな画材を試して描かれています。

「長く活動していますが、今でも悩むことはありますので、皆さんと同じですが、画材については、いろいろ試してきた分たくさん知っていますよ。今日は、そんな画材を紹介しますね」

 

よく使われるアクリル絵の具の中でも、ガッシュとリキテックスの違いを説明していただき、

また透明水彩の特徴を実際に着色して分かりやすく説明していただきました。

 

他にも、パステル・マーカー・筆ペン・色鉛筆など、いろんな画材を知ることが出来ました。

休憩時間には、実際に画材を使わせていただき、これから何を使って描いてみたいか、ワクワクしてきましたね。 

「好きな画材ではなく、苦手な画材で描いてみると、他の人からいいねと思われることもあります。この場(絵話塾)は、そんな気づきの場所になればいいと思っています。なので、いろんな画材にチャレンジしてみてくださいね」と 弓削先生からのお話がありました。

次の作業に入る前に休憩します。

休憩中には画材を試し描きしたり、初めて使う画材に皆さん盛り上がっていました。

 

次にカッターで鉛筆を削ってみて、その鉛筆を使っていろんな線を描いてみました。

鉛筆の準備ができたら、ワークショップをしていきましょう。

① 肘を浮かして真っ直ぐ、ジグザグ、グルグル、点線を描いてみます。

② 楽しい気持ちでグルグルと描きます。

③ 肘を机につけて、真っ直ぐ、ジグザグ、グルグル、点線を描きます。

④ 嫌なことを思い出して、ジグザグを描きます。

⑤ ◯を5つ、自由に描きます。

⑥ ◯の中を、全部違う塗り方で塗ります。

描き方や気持ちで、いろんな線が描けます。

それぞれ個性があっていいですね。

 

次は、

① ピーマンを見ないで、イメージして1分間で描いてみます。

② 実物のピーマンを見てデッサンします。4分間かけて描きます。

③ 利き手ではない手で、1分間で描きます。

④ 一筆描きで、同じく1分間で描きます。

⑤ 最後に擬人化して7分間で描きます。タイトルも考えてください。

 

 

①と②を見比べてどうですか?

③と④は、自分が意図していない描き方です。意外とそのほうが魅力的だったりしませんか?

 

苦手なことも自分らしさであって、個性になります。

正解・不正解は無いので、失敗を恐れずにいろんなことにチャレンジしてみてくださいね。

 

今日は、準備運動のような授業でした。

次回の授業も楽しみですね。

 


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2023年10月21日(土)イラストじっくりコース・イナキヨシコ先生の授業内容

2023-10-26 16:24:25 | イラストじっくり塾

イナキヨシコ先生の授業は、雑貨を作るワークショップをします。

本日は3時間授業ですので、2つのワークショップをします。

自分も欲しいし、誰かが欲しいと思ってもらうものをワークショップで作りましょう。

 

前半は缶バッチを作りました。

缶バッチを作る機械がありますので、作り方を覚えてしまえば簡単です。

初めに説明をお聞きしました。

サイズは直径3センチです。

周りに巻き込む余白も必要なので、そこも含めてデザインします。

3センチの中にぴったり何か入れても良いですし、

例えば大きな絵の中のある一部分だけを切り取っても絵になります。

厚めの紙の場合は、上手く巻き込めないので、その場合はコピーするといいですよ。

イラストを3センチの円でカットして、缶バッチ機にセットします。

「ガッチャン」と大きな音がしたら出来上がり。

では、始めましょうか!

 

続いて、アイロンプリントの制作をします。

 

いろんな色のアイロンシートがありますので、好きな形にカットしてTシャツやトートバックにプリントしていきます。

数字や文字を入れたい場合は、アイロンシートをカットする際に、向きが反対にならないように気をつけてください。

細かいイラストにチャレンジしている方もいますね。

 

アイロンをかける時にもコツがあります。

まずは全体にギュッと押さえるようにかけて、アイロンシートが布地に定着したら、細かい部分を丁寧にかけていきます。

アイロンをかけたら、まだ熱いうちに素早くシートを剥がしましょう。

 

アイロンプリントをした生地を使って、缶バッチを作っている方もいました。

薄手の生地だと缶バッチの機械の中で寄れる場合があるので、

コピー用紙のような薄い紙に貼り付けると上手く出来ます。

 

ハンカチやエコバッグ以外にも、合皮で出来たティシュカバーや靴下に、アイロンプリントをした方もいました。

無地でシンプルなデザインに、ひと工夫するとカラフルでオシャレに変身しました!

 

 

イラストを描くだけでなく、雑貨を作ることが出来ると、展覧会で販売したり、

作った缶バッチを付けていたら「そのバッチ可愛いですね」という会話から、コミュニケーションが始まることもありますよ。

イナキ先生のように、皮にアイロンをして雑貨を作る要領で、イラストの作品にされるのもいいですね。

いろんなアイデアで、見たことのない作品を作ってみてくださいね。

 

皆さんの作品

 

簡単に雑貨制作が出来ると分かったので、是非どんどんチャレンジして作ってみてくださいね。

 

次回の授業では型染めをします。

今回と同様に簡単なイラスト(下書き)をご準備ください。

サイズはハガキサイズです。

 

楽しみですね。


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2023年10月7日(土)イラストじっくりコース・安齋肇先生の授業内容

2023-10-08 17:56:09 | イラストじっくり塾

本日は、安齋肇先生の初回の授業でした。

「人生で最高の食事」というテーマで、絵を描いてみました。

そろそろ完成のようなので、発表していきましょう。

発表する時に、今までどんな絵を描いていた? これからどうなりたい?という質問をしながら、

安齋先生から、アドバイスや次回までの課題をそれぞれにいただきました。

 

あまり絵を描いたことがない方や、学生時代以来に久しぶりに描くといった、新しくチャレンジしていくぞ!という方も多かったです。

こらから絵を描いていきたい方には、たくさんの絵(目標100枚)を見て、一枚模写する課題が出ていました。

 

「人生で最高の食事」というテーマで描いた絵は、

・お好み焼き ・枝豆 ・カップラーメン ・海鮮丼 ・鯛茶漬け ・ゆで卵 ・卵かけご飯 ・餃子などがありました。

 

 

イラストレーターとして仕事をしたい方、絵本を描きたい方、絵を久しぶりに描く方など、目的は様々ですが、皆さんが純粋な動機で絵話塾に来ていて、

不揃いから同じ方向に進んでいくから楽しいんだよ。

これから絵を描いていく方は、低いハードルでもいいので、一つずつ越えていけばいいよ。と安齋先生はおっしゃっていました。

 

1年間、楽しみながらハードルを越えていきましょうね。

 

次回の授業までに、それぞれに出された課題と、100を目標に何かチャレンジしてください。

・展覧会を100件観る ・映画を100観る ・デッサンを100枚描く ・4コマ漫画を100描くなど、なんでもいいですよ。

約3ヶ月ありますので、毎日続けたら出来るし、休みの日に頑張ってみるのもいいでしょう。

楽しみにしています。

 

 

 

 

 


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2023年9月30日(土)イラストじっくりコース・たかいよしかず先生の授業内容

2023-10-02 16:05:27 | イラストじっくり塾

本日は、たかいよしかず先生の初回の授業です。

たかい先生の自己紹介から始まりました。

たかい先生はくろくまくん以外にも、マーブルチョコレートのキャラクターや『怪談レストラン』のイラストも描いています。

どうやって『怪談レストラン』のイラストを担当をすることになったのか、その貴重なお話をお聞きしました。

活動を始めた頃に自費出版で出版した『ネコダルマン ファンタステックワールド』が、松谷みよ子さんの目に止まり『怪談レストラン』のイラストを担当することになったそうです。

たかい先生は、思い切って自費出版した『ネコダルマン ファンタステックワールド』がきっかけで今に繋がっています。

皆さんも何がきっかけで仕事に繋がるか分からないので、出来ることにはチャレンジしてみましょう。

 

今日は、水張りの方法を実演して見せていただきました。

簡単にホッチキスで止める方法と、水張りテープを使う方法と2パターンで、見せていただきました。

 

水張りしておくと、着色をした時に紙がうねったりしないのでいいですよ。

ひと手間かけて良い作品を作ってくださいね。

 

後半は手を動かしましょう。

3つのお題から連想してイラストを描きます。

 

「ハンバーガー」「タコ」「おにぎり」 時間は約30分です。

 さぁ、描いてみましょう。

なかなか思い浮かばない方は、まず関連する言葉を書き出してみて、イラストに出来るかを考えてみるといいですよ。

ただ単にお題を描くのではなく、一捻りさせたイラストになっているといいですね。

 

 

イラストの仕事は、広告・書籍・キャラクター・商品デザイン・映像関係と幅広いです。

その中でもどんな仕事があるのかお聞きしました。

いろんな分野があって夢が広がりますね。

 

仕事もいろいろありますが、この人に依頼したいと思うのは、上手い・下手ではなく、合うか・合わないか、好きか・嫌いかで決まることが多いです。

自分の個性を大事にしていたら、その個性に合う仕事が来るようになるでしょう。

また、やる・やらないか ですが、苦手なことでもやると決めてチャレンジしていくと、誰かが見て助けてくれます。

 

そして、やりたいと思う気持ちを届けましょう。

まずはSNSなどで発信してみる。

思い続けるだけでなく、どうしたら近づけるか考えてください。

この人と仕事がしたい、と思うことが原動力になります。

 

たかい先生から、お仕事の話やアドバイスを沢山お聞いて、モチベーションが上がりました。

ありがとうございました!


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