台風が接近している中、無事に亀山先生到着!
本日はtupera tupera・亀山先生の初回授業です。
二十数名の生徒さんで、教室は熱気がムンムンです。
「今までで一番多いんじゃない!」と、亀山先生。
初回の授業ですので、お仕事の話と出版された絵本の紹介をしていただきました。
最初の絵本は2004年に自費出版された『木がずらり』1000部限定で制作。インテリア感覚でお部屋に飾ってもらいたいと、じゃばらで制作されました。
翌年にはPIE BOOKSから『魚がすいすい』と同時に再版されたそうです。
2007年に出版された『12の星のものがたり』では、長い12星座の話を短くまとめるのが大変だったそうです。
この本がきっかけで後に、プラネタリウムからのお仕事の依頼があったりとか。
絵本制作から、また違った分野での仕事に広がっていくそうです。
『しろくまのパンツ』『うんこしりとり』『パンダ銭湯』などの誕生エピソードも聞かせていただきました。
『パンダ銭湯』では、テレビを見ていたらパンダが出て来て、じっと見ていると目の部分がレイバン(サングラス)に見え、胴体はチビTを着ている?
レイバンもチビTも脱がせてしまえば面白いんじゃないか・・・ と思って『パンダ銭湯』のダミー本を作ってみたそうです。
今回は『パンダ銭湯』と最近出版された『おばけだじょ』の貴重なダミー本を見せていただきました。
最後に『うんこしりとり』のうんこのつくりかた実演です!
まず、オレンジの紙を作りたい形のうんこにカットして、指でえんぴつの影を付けていきます。ゴシゴシ・・・
あっという間にうんこの出来上がり!
ジャンケンで最後まで勝った人には、出来たてうんこのプレゼント!!
tupera tuperaで活動して12年。
絵本を出版するたびに、いろんな人との出会いがあり可能性が広がっていき、
いろんな方向に枝葉が分かれて伸びていっている感じがするそうです。
これから絵本作りをされる皆さんも、気負わないで楽しく、一冊ずつ丁寧に作っていってください。
と、お話されて楽しい授業が終わりました。
【お知らせ】
・「Q~こどものための哲学~」
・Eテレ
・9月23日(水)午前10時~10時10分
*tupera tuperaさんがアートディレクションを担当しています。
「自分なりの答え」を見つける力を養う、子どもの哲学番組です。
ぜひ見て下さいね。