絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2015年12月13日(日)絵本ゆっくりコースAクラス・市居みか先生の授業内容

2015-12-14 20:30:25 | 絵本ゆっくり塾
本日3回目の市居みか先生の授業は、ダミー本の講評です。
4時間かけてじっくり丁寧に見ていただきました。



前回と同じく、一人ずつ発表後、感想を書き最後にご本人にお渡しします。
クラスメイトの意見もとても励みになり参考になります。

・ただの説明の絵にならず、絵で語れると良い、そして一枚の絵として全体の流れもあると良い
・何度も読み返し、日を置いて又見返してみておかしくないかチェックする
・人に見てもらい意見をもらうことも大事、いろんな見方があることも知る
・文章と絵にずれがなく一致しているかどうか
・描きたい場面が引き立つように周りの流れ、余韻なども考える
・お話の主人公が例えば動物や食べ物であれば、その物について徹底的に調べて、その特徴・特性をストーリーの中に生かす
・上手く描こうとしないで描く
・自分の実感、体験が絵に込められていると良い絵になる



後半は画材の説明もしていただきました。
絵本だからといって必ずしもカラフルでなくて良いです。
自分のお話にどんな画材が合っているか考えて、まずは買って試す。
描きにくい、描き易いなどの感想が出てくると思うのでそれも選ぶ基準とする。
最初から完璧を目指さず、描き出すことから始めてみて下さい。

次回はいよいよ完成させた絵本の発表です。
来年3月27日(日)ABです。
皆さん、それぞれの課題に向けて頑張って下さい!

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2015年12月20日(日)絵本レベルアップコース・松田素子さんの授業持ち物

2015-12-14 20:27:42 | 絵本研究科
絵本レベルアップコース
◎12/20(日)松田素子さん
持ち物…ダミー本(自問自答して作ったもの)
以上です。
よろしくお願いします。

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2015年12月13日(日)絵本レベルアップコース・木村真先生の授業内容

2015-12-14 19:49:39 | 絵本研究科
編集者の木村真先生の初回授業は、先生から出されたテキストに自分で絵を付けて15見開きのダミーを作ってくるというもの。
どこで文章を区切るかも全て考えて作ります。

プロの作家になると、テキストから読み込んで絵の方だけを描く仕事は多いです。
もちろん逆の場合もあります。
また、作・絵どちらも自分での作品は、制作時間もそれなりにかかってきます。
編集者は、絵を描く作家がどんな絵を描くのか仕上がりを想像しながら頼んでいるそうです。

さて、今回のテキストは、来年学研の『おはなしプーカ』から出る絵本とのこと。
皆さん、どんな仕上がりになったでしょうか。
同じ文章のダミーでもどれ一つ同じものはなくいろんな角度から描かれていました。
自分ではない、人の文章でも、それぞれイメージすること感じ方の違いは様々で個性が出ます。

編集部でも、見開きを一枚ずつ並べて全体を見ること、
そしてダミー本にしてめくれる状態で流れを見ること、両方行い作品を高めていくそうです。

皆さんの作品も机にずらっと並べてみました。



今回のテキストの実際に出版される作品の貴重なダミーや色校正も見せていただきました。
色校正は、印刷に出す前に原画に色が近いか、間違いがないか、編集者と作家さんで確かめるものです。
それを出して、色味が原画と違う場合は、2回、3回とやり直すこともあるそうです。
色使いの微妙な違いを、より作品が良いものへと完成されるよう思考錯誤されていることがわかります。



また、出版社に郵送で作品を送る時の、こうしておくと良いという貴重な(!)アドバイスもお聞きできました。

次回、来年1月24日(日)の課題は、今度は「テキスト」のみ、お話だけを書いてきて下さい。
・テーマは自由
・15見開き、32ページの絵本のテキストとして書く
・対象は3~5才用の絵本
・例えば、幼稚園に毎月配布されている『学研おはなしプーカ』の作品として出せるもの
以上です。
よろしくお願いいたします。

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