安齋肇先生の二回目の授業は、課題の「好きな作家の絵を模写してくる」を発表していきました。
年代によって絵の表現方法は変わってきます。
新しい技法を取り入れることも大事ですが、模写をしながら技術を磨くことも大事です。
客観的に自分の作品を見て感想を言えるようになったください。
では皆さんの模写作品を見ていきましょう。
絵本の好きなページを模写したり、漫画家のイラストを模写している方もいました。
模写をすることは、作家がなぜこの絵を描いてどう描いたのか。謎解きのような作業です。
線の太さ、どこから描き始めたのか、どんな画材を使っているのか……
どう絵を描いたか、何の絵の具を使ってみたのか、人によっては研究発表のようだったり、
そっくりに模写されていて、間違い探しの絵のようだったり、努力されたのがよく分かります。
ずっと同じ絵を模写していると、なぜこの人が好きなのかに気付くでしょう。
「模写の時間は楽しかった」「その人になったつもりで描いた」
いろんな感想がありました。
次回1月25日の課題は、今回描いたものから、私だったらこう描く(自分なりに描いてみる)
途中ではなく完成させてきてください。納得のいく作品を描いてきてくださいね。