絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2021年5月23日(日)絵本ゆっくりコース・荒井良二さんの授業内容

2021-05-25 13:31:04 | 絵本ゆっくり塾
本日の絵本ゆっくりコースの授業は、緊急事態宣言中ということで、荒井良二さんのアトリエからオンラインでの授業です。

荒井さんの後ろには、ぬいぐるみなど気になるものがいっぱいですね。


とってもお久しぶりの荒井さんから近況をお聞きしました。

今ではオンラインで、世界の人たちと1つの話題で話が出来る。この今の状況が面白いよね。
普段からアトリエで絵を描いているので、コロナ禍でも外に行く仕事が無くなったくらいで、他は変わりないよ。と荒井さん。

福山市の病院内に40メートルの絵を描いているところだそうです。
小児科の入院施設なので、一般の方は見ることが出来ないのが残念ですが、完成が楽しみですね。



「ところで課題はやったの?」

いつもは課題を出さない荒井さんですが、今回はオンラインですので事前に課題を出していました。

課題を出したけど、どう上手くフィニッシュするかではなく、どう考えたかが大事。
また課題にはルールがあるので、ルールを守ること。
課題は苦手なものが多いと思いますが、なぜ?と思い考えること思考の変化が大事です。


では課題を発表しましょう。



今回は自宅で制作出来る時間があったので、皆さん凝った作品が多かったです。
考えし過ぎて形容詞を付けている方が多いですが、テキストはシンプルをキープして時間を掛けずに作るといいものが出来ますよ。

オンラインで参加の方は、5才の娘さんも隣で一緒に参加されていて、クスクス笑い声が聞こえていい空気が流れていました。



絵本のダミーが出来ると、すぐに誰かに見てもらうことは大事なこと。
見てもらっての反応で、いいか悪いか分かるよね。
どんどん娘さんに見せてあげてください。 と、荒井さんはおっしゃっていました。

今回の課題もゲーム感覚で、時間(10分・30分・1時間)を区切って考えてみてください。
時間が自分の意識をコントロールさせてくれます。 

画面の使い方が面白い作品


雪だるまが雪山に変化する内容が、どんどんずんずんの言葉にリンクしていい。
 





最後にオススメの作家や本・映画をお聞きしました。

「塔本シスコさんを知ってますか?」



塔本シスコさんは53才から絵を描き始め、仕事や誰かのために描いているのではなく、
障害のある方の作品と同じように、邪念が無く感動を与えてくれます。
そういう作品は、見て感じるだけでいいのです。

授業でもいろんな先生のアドバイスを聞くと思いますが、
隣の人の尺度と自分の尺度は合わなくていいので、ことばでは聞くが自分にいらないと思ったら流していいのですよ。

荒井良二さんから、いろんな考え方やアドバイスをお聞きしました。
来月は是非、教室でお会いしましょう!



*5月・初夏のわくわくガイダンス

・5月29日(土)  ①11:00〜13:00 ②17:00〜19:00
・5月30日(日)  ①11:00〜13:00 ②14:00〜16:00 ③17:00〜19:00

各回、定員3名限定で行います。


なお平日も午後1:00以降ならお好きな時間にガイダンスを行いますので、
参加ご希望の方は来られる日時をお知らせください(ガイダンスの所要時間は1時間30分程度です)。

お問い合わせやガイダンスに参加をご希望の方は TEL078-332-5808または、
こちらのメールフォームからお願いします。

よろしくお願いいたします。

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