絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2022年5月8日(日)絵本ゆっくりコース・荒井良二さんの授業内容

2022-05-10 16:20:32 | 絵本ゆっくり塾
本日は荒井良二さんの2回目の授業でした。
前回はオンラインでの授業でしたので、今回お会いできることを楽しみにしていました。

前半は荒井良二さんのお話をお聞きします。



戦争って遠い国の出来事と思っていたけど……。
今起こっているロシアとウクライナの戦争は、SNSで今の状況を知ることが出来るので、ベトナム戦争の時とは違う。
SNSも本当なのかフェイクなのかが分からなくなってきていますが、そんななか世界のラジオを聴ける Radio Gargen Live を聴いているのだそうです。
世界中のラジオをタイムリーで聴けるので、ウクライナの放送を聴いて、まだ大丈夫と確認し祈るしかないとおっしゃっていました。

最近のお仕事の話もお聞きしました。

積水ハウス×東京芸術大学
SEKISUI HOUSE meets ARTISTS
荒井良二さんの他に写真家の石川直樹さん、アートチームの目[mé]のアーティストが参加されていています。



参加アーティスト 目[mé]の作品は、砂から石を作るというとても手間の掛かる作品だそうです。
どんな作品なのかをお聞きして、どうやって制作されているのか、制作過程が知りたくなりました。

普通は近道をしたい、損をしたくないと考えるが、便利が当たり前と思う方向から逆に、遠回りや無駄なことをする。
創造者は便利でないことを考える必要があるのではないか、ということが大事なんだよ。と荒井さんはおっしゃっていました。


では、ミニ絵本のワークショップをしましょう。



24ページのミニ絵本です。
右のページに絵を描いて、左に文章を書きます。

①先ずは、何かの先っちょ(先端)を描きます。

 

②先っちょの上に何があると面白いか考えて、描いてみる。

③主人公を登場させる。
 主人公は○でも△でも、何でもOK。必ず1ページに入れてください。
 ストーリーに応じて、主人公の心情が分かるようになっているといい。

④左ページに文章を書きます。

悩んだら、ページを何度もめくって見返してみると、何があったらいいかなと分かってくるよ。

今日のワークショップは正解はないです。

 

何を描こうと考えるのではなく、描いたものから湧き出るのもを描いてほしい。
内から出すのではなく、外から引き出す感じ。
壁にぶち当たったら、外から言葉を引き出す力があったらいいね。
外からというのは、自分以外のもの。世界を見たり、散歩したりなんでも良いんだよ。

ちょっと難しいかもしれないけど、僕の場合はこの積み重ねで絵本が出来る。もう体が覚えてるのかな。と 荒井さんはおっしゃっていました。

 
 

 
 




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絵本とイラストを学べる「絵話塾」からのお知らせです。
絵話塾のガイダンスを下記の日程で行います。

GWの3日間は、各日2回行います。

各回5名で興味のある方は、ギャラリーVie絵話塾までお問い合せください。

皆さん待っています!

・5月14日 (土) 18:00〜
・5月15日 (日) 17:00〜
・5月22日 (日) 17:00〜
・5月29日 (日) 11:00〜

よろしくお願いいたします。
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ギャラリーVie 絵話塾 村上政行
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