本日は福田利之先生の2回目の授業です。
肖像画を描いてくる課題が出ていました。
イラストレーターは、バストアップのイラストを描くことが多いです。
需要があるので、肖像画が描けるようになってるといいですね。
では、皆さんが描いた肖像画を発表していきましょう。
そのままの肖像画を描くよりも、動物だったり、デフォルメをしてみたり、別の角度から表現するなど、一枚のイラストの中にストーリー性があり、ちょっとしたユーモアがあって、なんだろう?と想像したくなるイラストがいいですね。
顔を描くのが苦手という方もいましたが、苦手なものやマイナスなこともやり方を変えてチャレンジしてみてください。
マイナスなことは、その人にしかない特徴(個性)です。
福田先生は真っ直ぐ線を描くのが苦手だったのを、わざと手を震わせてギザギザに描いてみたそうです。
手法を変えて描いてみたら、良い発見があると思います。
皆さんの作品
上手く描けなかった、失敗しました。という方もいますが、失敗っていいことですよ。
失敗していろいろ試してみて、これだという手法に辿り着けると思います。
トライアンドエラーを繰り返して、自分の絵を見つけてください。
先生はどう思うか?みんなの反応は?と、気にして描くのは良くないです。
自分はどうか。楽しく描けているのかの方が大事です。
福田先生は、一人ずつに講評とアドバイスを伝えてくださりました。
後半は、手を動かしてみましょう。
二人一組で、顔のデッサンをします。
・5分間で、顔をじっくり見て描いてみます
・2分間で、顔を見ながら手元は見ないで描きます
・3分間で、利き手ではない手で描いてみます
・30秒で、素早く描く
・5分間で、時間を掛けて目だけを描く
・30秒で、先ほど描いた目に、顔全体を描きます
・5分間で、ピカソになった気持ちで、ピカソ風に描く
・最後は5分間で、福田先生を描きます。
自分が凄いアーティストになった気分で描いてみましょう。
さた、皆さんどんな風に描けたのでしょう。
楽しかったですね。
同じようなイラストをずっと描くのではなく、自分のモチベーションを上げるために、少し違うことをしてみましょう。
今までのイラストを、一度壊して新たに描いてみると良いですよ。
その中で、楽しかったことに気付くでしょう。例えば、コラージュをやってみて楽しかったなら、これからの技法に取り入れようと思うこともあるでしょう。
モチベーションが上がると技術も上がりますよ!
気持ちを緩めて描いていくと、楽しいと思う気持ちが次に繋がります。
福田先生から、たくさんの素敵な言葉をいただきました。
ありがとうございました。
次回の授業は「ミクストメディア」です。