本日は、高畠那生先生の今期2回目の授業です。
ダミー本を作ってくる課題が出ていました。
この時期は運動会シーズンですので、お休みの方が多く少人数での授業でした。
ダミー本を見る前に、最近のお仕事の話をお聞きしました。
『おどってる こまってる』 フレーベル館
踊っている人と困っている人が次から次へ。
全身を使って表現していて、楽しい絵本です。
『おきにいりの しろいドレスをきて レストランにいきました』 童心社
こちらの絵本は、第10回絵本テキスト大賞を受賞された渡辺朋さんの文です。
ががががーん や げげげげーん といった擬音語が続く絵本です。
月刊絵本から『さるさるおさる』『ぺぺごうで しゅっぱーつ!』
『さるさるおさる』は、小さい子向けの絵本なので、テキストは少なめで、サルの種類の描き分けと、大きさも小さくならないように気を付けたそうです。
絵本は対象年齢を考えて描くことが大事です。
では、ダミー本の発表をしていきましょう。
・一冊の絵本の中に、いろんなエピソードを入れ込むのではなく、その中でも面白そうなエピソードを深掘りしていく作業をすると良い。
・読者に寄り添うところと、裏切るところがあっていい。
・背景をちゃんと描いて世界観を作る。
今日は3時間授業なので、残りの時間で簡単なワークショップをしました。
4コマの話を考えます。高畠那生先生も一緒に考えています。
使う言葉は擬音語です。ガガガ・コチコチ・ブクブクなどなんでもOKです。
起承転結も求めません。おもいっきりナンセンスでもいいです。
4コマも15見開きの絵本も考え方は一緒です。
絵本の流れを考えるトレーニングになるので、時間があったらチャレンジしてくださいね。
生徒さんの作品
高畠那生先生の作品
絵本に繋がりそうなアイデアですね。
このイラストも、ジャンケンで勝った方へプレゼントしました。
高畠那生先生の今期の授業は、本日で最後でした。
ありがとうございました。
●6月のガイダンス(説明会)のお知らせです。
秋から始まる絵話塾の生徒を募集しています。
絵話塾にご興味のある方は、ぜひご参加ください。
お待ちしています。
6月11日(日) 18:00~
6月17日(土) 11:00~
6月18日(日)18:00~
6月24日(土)18:00~
6月25日(日) 18:00~
詳しくはメールkaiwajuku@galleryvie.jp
またはtel.078-332-5808までご連絡ください。
よろしくお願いいたします。