絵話塾だより

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2024年12月1日(日)絵本ゆっくりコース・高畠那生先生の授業内容

2024-12-10 18:40:31 | 絵本ゆっくり塾

本日は高畠那生先生の初回の授業でした。

「はじめまして、高畠那生です」

高畠那生先生は、ピンポイントギャラリーの絵本コンペで入賞。

また講談社の絵本新人賞で佳作を受賞され、その後に絵本作家としてデビューされました。

高畠先生の絵本は、ストーリーも面白く子どもに大人気です。

まずは、高畠那生先生が出版した絵本を読んでみましょう。

高畠先生の絵本はユーモアなお話が多いのですが、どういう風にお話を作るか、高畠先生のアイデアをお聞きしました。

ノートかスケッチブックに、32ページのコマ割りを描いて、

描きたいイメージで先に絵を描いていきます。

その絵からアイテムを見つけ、話の展開を考えるそうです。

無理な条件をつくる方が面白くなるとおっしゃっていました。

高畠先生も以前、荒井良二さんのワークショップを受けて、アイデア出しのヒントを教わったそうです。

頭のリミッターを外し、絵本の概念を取り、頭を柔軟にして考えてみましょう。

 

後半は、高畠先生に絵を描いていただきます。

紙はケント紙を使用します。

今回は皆さんのリクエストで、ゾウとキツネの絵を描くことになりました。

コピー用紙に鉛筆で下書きをして構図が決まれば、ケント紙に描いていきます。

下書きも構図を考えてから描くというより、まずは手を動かして構図を探っていく感じでした。

使う色をパレットに出して、混色しながら色を作っていました。

まずは背景を塗ってから、ゾウとキツネを描きます。

細かい部分も丸筆の筆先を使って描いていました。

完成されるまで近くで見ることが出来て、皆さん大満足です。

 完成したイラストは、ジャンケンで勝った人にプレゼントします。

 

最後に皆さんにアドバイスがありました。

絵本の制作は、途中で諦めるよりやりきってみること(着色まで)。

やりきってみて分かることがあります。

 

次回の授業では、絵本のラフを発表していただきます。

頑張ってくださいね!

 

【課題】

絵本のラフを描いてきてください。

基本は15見開き(32ページ)、幼児向けなら11見開き(24ページ)です。

出来れば、描きたいページを1ページでいいので、着彩してください。

テーマは自由。

自由な発想で考えてくださいね。


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