イナキヨシコ先生の授業は、雑貨を作るワークショップをします。
本日は3時間授業ですので、2つのワークショップをします。
自分も欲しいし、誰かが欲しいと思ってもらうものをワークショップで作りましょう。
そして、作る喜びがあるとモチベーションにもなります。
前半は缶バッチを作りました。
缶バッチを作る機械がありますので、作り方を覚えてしまえば簡単です。
初めに説明をお聞きしました。
サイズは直径3センチです。
周りに巻き込む余白も必要なので、そこも含めてデザインします。
3センチの中に入るイラストでも良いですし、
例えば大きな絵の中のある一部分だけを切り取っても絵になります。
厚めの紙の場合は、上手く巻き込めないので、その場合はコピーするといいですよ。
イラストを3センチ+巻き込み分の円でカットして、缶バッチの金具とイラストを缶バッチ機にセットします。
ハンドルを回して「ガッチャン」と大きな音がしたら出来上がり。
では、始めましょうか!
アイロンプリントをした生地を使って、缶バッチを作る場合は、
薄手の生地だと缶バッチの機械の中で寄れる場合があるので、
コピー用紙のような薄い紙に貼り付けると上手く出来ます。
続いて、アイロンプリントの制作をします。
いろんな色のアイロンシートがありますので、好きな形にカットしてTシャツやトートバックにプリントしていきます。
数字や文字を入れたい場合は、アイロンシートをカットする際に、向きが反対にならないように気をつけてください。
アイロンをかける時にもコツがあります。
まずは全体にギュッと押さえるようにかけて、アイロンシートが布地に定着したら、細かい部分を丁寧にかけていきます。
アイロンをかけたら、まだ熱いうちに素早くシートを剥がしましょう。
色がしっかり入っていない場合は、もう一度アイロンで温めてみると、きれいに色が付きます。
Tシャツやエコバッグ以外にも、靴下にアイロンプリントをした方もいました。
無地でシンプルなデザインに、ひと工夫するとカラフルでオシャレに変身しました!
イラストを描くだけでなく、雑貨を作ることが出来ると、展覧会で販売したり、
作った缶バッチを付けていたら「そのバッチ可愛いですね」という会話から、コミュニケーションが始まることもありますよ。
イナキ先生のように、皮にアイロンをして雑貨を作る要領で、イラストの作品にされるのもいいですね。
簡単に雑貨制作が出来ると分かったので、是非どんどんチャレンジして作ってみてくださいね。
次回の授業では型染めをします。
今回と同様に簡単なイラスト(下書き)をご準備ください。
サイズはハガキサイズです。
楽しみですね。