本日の絵本ゆっくりコースは、寺田順三先生の今期最後の授業です。
初めに絵本を出版するのは大変だ。という話をお聞きしました。
絵本を出版するタイミングがずれると、スムーズに出版が出来なくなる場合もあるので、
まず初めは自費出版で絵本を作ってみることもありですよ。と、寺田先生はおっしゃっていました。
寺田先生は大阪の 子どもの本屋ぽてと で 「傘の絵本」てらだじゅんぞう展覧会を予定しています。
5月27日(土)〜 6月4日(月) 大阪市中央区平野町1−2−1
傘の絵本を自費出版で作っているそうです。楽しみですね。
では、課題を発表していきましょう。
前回の授業で描いていた『注文の多い料理店』の一場面を完成してきたのを見ていきましょう。
「上手くトリミングをしたら、もっと良くなると思う」と、アドバイスいただきました。
もう一つ、ある物語を4場面(起承転結)で描いてくる課題も出ていました。
一枚の絵だけでも、物語を感じることが出来るといいし、
4場面だと、起承転結のように展開と最後にオチがあると面白いです。
最後にワークショップをしました。
・草むらにいるネズミが、カラスがいて通れない。
・森の向こうに行きたいけど狼がいる。
・泳げない子ワニが川に向こうに行くには。
・眠る前に絵描きが描く一枚は?
この問題を、傘を使って解決するには、どんな傘に絵を描いたらいい?というワークショプでした。
カラスの苦手なキラキラしたものを描いたり、狼には小ヤギなど気を引くものを描いて、その傘をおとりに使い、その隙に通る。
川の向こうに行くには舟を描いたり、眠る前は夜空を描いている方がいました。
短い時間で、想像を膨らませてイラストにする。楽しいワークショップでした。
寺田先生、いつも楽しい授業をありがとうございました。
●5月のガイダンス(説明会)のお知らせです。
秋から始まる絵話塾の生徒を募集しています。
絵話塾にご興味のある方は、ぜひご参加ください。
お待ちしています。
5月28日(日) 18:00~
詳しくはメールkaiwajuku@galleryvie.jp
またはtel.078-332-5808までご連絡ください。
よろしくお願いいたします。