絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2020年01月25日(土)イラストじっくりコース・安齋肇先生の授業持ち物

2020-01-22 23:02:20 | イラストじっくり塾
1月25日(土)は、安齋肇先生の授業です。

【課題】
前回の授業課題で模写をしたものから、私だったらこう描く(自分なりに描いてみる)
途中ではなく完成させてきてください。納得のいく作品を描いてきてくださいね。

*持ち物
・課題
・スケッチブック
・簡単に着色の出来る画材(色鉛筆やマーカーなど)

※スポット受講(在校生、卒業生対象)、ご見学(体験受講)の方、
随時受付しております!
興味のある方はギャラリーvie絵話塾までお問い合わせ下さい。
よろしくお願いいたします。

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2020年1月17日(金)文章たっぷりコース第5回目の授業内容(高科正信先生)

2020-01-21 22:01:38 | 文章たっぷりコース
文章たっぷりコース、今年最初の授業は、ちょうど1月17日ということもあって
高科先生が25年前どうされていたかという話から始まりました。
当時毎日釣りに行っておられた先生は、
前日の夜ボラの大群が海をぴょんぴょん跳びながら、帯になって西へ泳いで行くのを見たそうです。
頭上ではカラスの群れがカァカァと鳴きながらぐるぐる回っていたとか。
動物たちには地震が来るのが分かっていたのですね。

まず、前回提出した課題を返していただきました。
全員の文章を3回ずつ読んで、送り仮名や原稿用紙の使い方の間違いを正したうえで
感想やアドバイスを書いてくださっています。これはとてもありがたいです。
そして、前回出ていた課題「もしも命があと3日しかなかったら」を提出しました。

授業は子どもの書いた文章の紹介から始まりました。
灰谷健次郎さんが編纂した『せんせいけらいになれ』から
3年生の女の子が万引きをしてしまった時のことを書いた
「チューインガム一つ」という詩を朗読してくださいました。



いろいろ考えさせられる内容でしたが、こういう子どもたちが、
大人になって必ずしも素晴らしい人になれるという訳ではないけれども
幼いながらもこのように心を打つ文章を書くことができるのだということを知りました。

他にも、同じ灰谷さんの『マコチン』や『マコチンとマコタン』という作品を紹介してくださいました。
こちらは実在する子どもの行動を元にして、お話にしたものだそうです。



遠藤豊吉さんが子どもの作文を紹介した本の中から
4年生の男の子が書いた「国語辞典とふんどし」を朗読してくださり
子どもの文章の面白さを知りました。

次はいつものテキストから、スティーブ・ジョブズのプレゼン(講演)について学びました。



プレゼンですから、ジョブズの場合は当然話し言葉です。
話し言葉が聴衆に届くためには、準備をして、組立てて、その人たちに届くようにしなければなりません。
その作業は、基本的に書くことと同じだというのです。
文章を書くことの中には、文章表現だけなはない重要なことがあるのです。



ある作家の言葉に、1時間喋るためには準備に2〜3日必要で
30分なら1週間、10分なら一月はかかる、というのがあるそうです。
実際の時間が短いものほど、準備に費やす時間がいっぱいかかるという例えです。
自分の考えを頭の中で組み立てるのは難しいけれど
話し言葉であっても、ジョブズのプレゼンは優れた文章であるということが分かりました。

休憩をはさんで、今日のワークショップは
ひらがなとカタカナだけで子ども向けの文章を書くというものでした。
5〜6歳くらいの、ひらがなの読み書きができるようになった子どものための作品です。
書き始めが「ぼくはタコです」から始まって、最後までですます調を崩さず書くのですが
その前に、長新太さんの『ぼくはイスです』を読み聞かせてくださいました。



こんな風に、読んだあとで「ああ、おもしろかった」という感想が出るような
へんてこな話を、20分ほどでみんな頭をひねって書きました。



書いた後にそれぞれ自分の作品を朗読して、今日は終わりです。
皆さん書き始めが同じでも、その後の展開は全く違っており、楽しめました。

最後に、次回までに今日書いたものを1200字にふくらませて仕上げてくる、という課題が出ました。
1200字というのは、ひらがなの読み書きができるようになった子どもが
自分で読んだり、読み聞かせをしてもらう時に理解できる最多文字数なのだそうです。
そのために、子どもに飽きさせないための、思わぬ展開や最後のオチも必要になってきます。
1200字ちょうど。それより多くても少なくてもいけません。
難しい! でも、アタマを使うのも楽しそうです。

それでは、頑張って書いてきてください。

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2020年1月19日(日)絵本ゆっくりコース・はやしますみ先生の授業内容

2020-01-19 22:41:34 | 絵本ゆっくり塾
今日の絵本ゆっくりクラスは、はやしますみ先生の授業で、ラフ講評の2回目です。



前回発表したときに、聞いた意見を参考に、修正したラフを発表します。
みなさん、前回から工夫して、修正を加えています。



発表を見ている人は、感想をメモして、最後に本人に渡します。
感想を書くときに大事なことは、
・他の人がどんな風に直してきたか
・他の人の感想と自分の感想を比べる
・その作品の良いところを見つける…などです。



生徒さんの感想を聞いたあと、はやし先生も、講評してくださいます。

・「伝わるかどうか」を考えるともっと面白くなる
・たくさん登場人物がいる話で、「主人公が誰か、きっちり決める」
・主人公たちの名前が似ている(母音が一緒)と、読み聞かせのときに区別がつきにくい。
・見開きの真ん中に顔を描くと、ノドにかかるので、少しずらして描く。



などなど、とても勉強になるアドバイスをたくさんいただきました。

最後に、画材や、絵本の仕上げ方などについて説明していただきました。



次回は着色して、仕上げた絵本の発表です。
楽しみです!

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2020年1月18日(土)イラストじっくりコース・おさないまこと先生の授業内容

2020-01-18 17:02:01 | イラストじっくり塾
今年初めの授業は、おさないまこと先生の授業からでした。
おさない先生から沖縄のお土産もいただき、おやつ付きの授業です。

本日の授業は、カレンダー制作の話し合いです。



まず完全な立体か半立体かを、見本を見て相談しました。
それによって撮影方法が変わってきます。

今回は半立体で制作することに決まりました。

次に課題の『おむすびころりん』6場面のラフを発表しました。
ユニークなアイデアが盛り沢山です。



沢山のアイデアから決めるのは難しいので、それぞれのグループに分かれて場面決めをしました。
制作する場面が決まれば、大きさやキャラクターをイラストで描いていきます。

使えそうな小物やイメージ写真など、いろんな材料を見ながら想像を膨らませます。

 

次回の授業では、6場面を撮影します。
それまでにグループで相談して、各自で制作してきてくださいね。






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1月25日(土)〜2月16日(日)スズキコージさんの『チンチラカと大男 ジョージアのむかしばなし』絵本原画展・トークイベント

2020-01-15 17:12:27 | 絵話塾からのお知らせ
2020年の年明けは1月25日(土)〜2月16日(日)に行います。
スズキコージさんの『チンチラカと大男 ジョージアのむかしばなし(片山ふえ・文/BL出版)』絵本原画展です。



迫力ある原画とともに、2018年の年明け同様干支のねずみをテーマにした小品も出品予定です。

初日の25日は17時からコージさんのトークイベントを行います。
途中からは文章を担当された片山ふえさんもトークに参加してくださいますので、
この機会にぜひ『チンチラカと大男 ジョージアのむかしばなし』をお買い求めください。
定員30名程度なので確実に参加したい方は、ご予約お願いします。どうぞお楽しみに!

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Gallery Vie 絵話塾(かいわじゅく)
E-mail:kaiwajuku@galleryvie.jp
〒 650-0022神戸市中央区元町通3-2-15
セントラルビル元町5F
TEL:078-332-5808  FAX:078-332-5807
URL:http://galleryvie.jp/kaiwajuku/k-info.html 
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