絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2020年3月21日(土)イラストレベルアップコース・山内庸資先生の授業内容

2020-03-21 20:18:10 | イラストレベルアップコース
本日のイラストレベルアップクラスは、山内庸資先生の授業です。
前回は書店に行って、好きな書籍を調べました。
本日の授業では、それぞれリサーチして、好きなデザイナーを探し発表します。



「皆さん、コロナの影響受けていますか?」
コロナウイルスの影響でイベントが中止になっていますが、
生徒さんも出店する予定のイベントが中止になったり、大きな影響があるみたいですね。

経済が潤わないとイラストの仕事が減っていくのでは、
これからのイラストの仕事の仕方が変わっていくかもしれないですね。
と 山内先生はおっしゃっていました。

では、好きなデザイナーを発表しましょう。



好きな雑誌からデザイナーは誰なのかを調べて発表していたり、
昔から好きなデザイナーや映画のパンフレットのデザイナーなど、
沢山のデザイナーの名前が発表されました。

 

皆さん、知らないデザイナーが多いですので、スマホで調べながらチェックしていきました。
一人では知れないことも皆さんの知識で一気に情報が仕入れました。

調べて終わるのではなく、ぜひ営業(行動)に繋げていってください。

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2020年3月20日(金・祝)文章たっぷりコース第10回目の授業内容・高科正信先生

2020-03-21 16:10:22 | 文章たっぷりコース
今日はお休みの方はいらっしゃったものの、見学の方がおられたので
いつものように和やかに、まったりした、「高科ゼミ」という感じの時間になりました。



今日の “つかみ” は、衛星放送で「初恋の来た道」を放映していたけど見られなかったということから
先生はチャン・イーモウ監督の作品が好きで、
「あの子を探して」も子どもたちが素晴らしいと薦めてくださいました。

その後は前回ちょっと名前が出て来た、清水義範さんのパスティーシュ小説
『そばときしめん』『永遠のジャックアンドベティ』を紹介してくれました。
「パスティーシュ」とは、音楽・美術・文学などにおいて
既存作品の要素を模倣したり、寄せ集め、混成することです。
前者では名古屋についての学術的考察を論文口調で、
後者は中学英語で習うようなおかしな日本語で表した小説で
先生が朗読してくださる間、教室はクスクス笑いっぱなしでした。
こういうアイデアで次々と作品が書けるというのは、どんな頭の構造をされているのでしょうね?



そして教科書(高橋源一郎さんの『まちがいだらけの文章教室』)から、
誰にとっても身近なことなのに、あまり文章にされることのない
「仕事」や「労働」というテーマについて見ていきました。
親方の下で働き始めたばかりの13歳の少年が、仕事の備忘録のように書いた日記と、
芸術系大学を卒業したけれど、今は派遣社員として工場で働いている青年の恨み辛み・愚痴など。
それぞれの文章に味がありました。このテーマについては次回も引き続き考えていきます。

続いて、以前から取り上げている辰濃和男さんの『文章のみがき方』から「推敲」の続きです。
今日は比喩表現についてでした。
瀬戸賢一さんの『日本語のレトリック』の内容を基に、教えてくれます。
比喩表現にはいくつか種類があり、主なものに「直喩」「隠喩」「換喩」があります。
直喩は映像的な表現で、例えば「山のような宿題」など。
隠喩は曖昧な表現を避けて言い切る、例えば「宿題の山」など。
換喩は物事の特徴を捉えてその特徴とすり換えて表現する、例えば政治家のことを「永田町」など。

文章を書く時には比喩表現に工夫が必要で、手垢が付いた言い回しは避けた方が良いし
大げさすぎる比喩も望ましくないとのことでした。
自分らしい文章のスタイルを完成するには、比喩表現とオノマトペの使い方に気を付けてください。

そして、片山健さんの『しずかなまひる』と長新太さんが文章を書いた『ふゆのめがっしょうだん』を
読み聞かせてくださいました。




『しずかなまひる』は大胆な構図で描かれており
子どもも動物も自然もみんなお昼寝している様子が描かれていて、
『ふゆのめがっしょうだん』は、動物の顔に見える木の芽の接写写真で綴る写真絵本で、
春が来る喜びが感じられます。



それから、前回の課題にあった
「はるのひととき わたしはかみさまと しずかなはなしをした」という文章で終わる
谷川俊太郎さんのひらがな詩『はる』を読んで、
短い簡単な文章でも深い内容を描くことができるのだと知りました。



次回4月3日(金)までに、「コラムを書いてくる」という課題が出ました。
参考までに朝日新聞のコラム『天声人語』と『こころの風景』をいくつか読んで
それぞれ構想を練りました。
テーマは何でも自由ですが、スタイルは決まっていて
『天声人語』と同じように、初めは14字で6行書き、続けて18字で29行書きます。(合計 522字)
できれば最後の一マスに「。」を入れて終わるように、頑張ってください。
書く時は原稿用紙の上下に線を入れて、文字数を調整してくださいとのことでした。

今回も難しそうですが、頑張ってください。
よろしくお願いします。

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2020年3月18日(水)絵本わくわくコース・WAKKUN先生の授業内容

2020-03-18 18:14:10 | 絵本わくわく塾
本日はWAKKUN先生の最後の授業です。
じゃばら本の発表をしました。
完成されていない方は、どんな風に仕上げていくのかアイデアを発表しました。

その前にWAKKUN先生からのお話。



「物事のきっかけは、些細なことからだよ」と、WAKKUN先生のお気に入りの作品を見せていただきました。
その中には、絵話塾卒業生のマメイケダさんの作品もありました。



WAKKUN先生がいいなと思う作品には、何を伝えたいのかがはっきりしていて、根の部分がしっかりしています。
「皆さんも自分の心にくすぐるもの、じわーを本当に感じたものを作品にしていってもらいたい」と、お話しされていました。

では、じゃばら絵本の作品を発表しましょう。

 

子どもたちと歌いながらページをめくる絵本や、ミシンで一筆書きのようにイラストを描かれているアイデア作もありました。
階段を上って屋上まで行く作品は、じゃばらの折りたたみ方が複雑で、
最後の屋上のページはドーンと大きく景色が見渡せられるようになっています。





完成されていない方は、5月の修了展で完成した作品をぜひ見せてくださいね!

WAKKUN先生からは、心に響くお話しを沢山お聞きしました。
一年間ありがとうございました。



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2020年3月14日(土)イラストじっくりコース・イナキヨシコ先生の授業内容

2020-03-14 20:05:54 | イラストじっくり塾
イラストコースのイナキヨシコ先生、今期最後の回では、布の「型染め」を行いました。
今回は手ぬぐいを半分に切ったハンカチサイズを染めました。
色は藍色一色です。



1.まず、型を作ります。


ポストカードサイズのデザイン画を皆さんに準備してもらっていました。
それを特殊な紙に細いマジックで描き、カッターで切ります。





2.カットできたらその上に薄い細かな編み目状のものを重ねます。
更にその上からアイロンで接着させます。アイロンの乗せ方にもコツがありました。これで型の完成。



3.続いて、染める布の上に先ほど作った型を、染めたい位置に置き、上から糊をヘラで乗せます。
糊はヘラでこねて柔らかくしてから使います。
この糊の部分が白抜きになり、周りが藍色となります。色んな配置の仕方があるので悩みどころ。
時間を置くと糊が固まってきますので、乗せる時は順にどんどんいきましょう。

 

4. 全部乗せられたらドライヤーでしっかり乾かします。手ぬぐいがしわくちゃになる位までしっかりと。
ちなみに型は洗って繰り返し使えるそうですので、又の機会のためにきれいに洗って保管しておきます。



5.藍色の染料を入れたお湯(約5リットル)に浸します。
入れる枚数が増えると染めが薄くなりますので、今回は多くて5枚まで入れました。
温度が60〜80度に合わせ、かくはんします。

 

6.約5分で布を引き上げます。洗面所でスポンジを使い、しっかり糊を取ります。
染料が手につくとなかなか取れないので手袋も忘れずに。

7.糊が取れたら定着液に浸します。約5〜10分ほど。



8.ドライヤーで乾かします。

9.出来上がり!約3時間半で完成。

細かいイラストに挑戦された方が多かったですが、想像以上に上手に仕上げておられました!すごい! 

今回は作る工程がいくつもありましたが、クラスの皆さんで協力して無事終えることが出来ました。お疲れ様でした。
作ってみていかがでしたか?
絵を描くのは時には苦しいこともあると思いますが、このように作る喜びを時々再確認しながら進んでいかれるのも良いかと思います。
イナキ先生の授業で制作するものは、普段の生活で使えるものばかりです。
手元に置いて使いながら嬉しく楽しい気持ちになれることは、とても大事なことと思います。

イナキ先生、今期も楽しい授業をありがとうございました!

<皆さんの作品です>
 

  

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2020年3月18日(水)絵本わくわくコース・WAKKUN先生の授業持ち物

2020-03-12 16:12:18 | 絵本わくわく塾
3月18日(水)は、WAKKUN先生の授業です。

じゃばら本の制作と発表(完成されていなくてもいいです)をします。
完成されている方は、発表していただきますが、出来ていない方は先生と相談しながら制作していきます。

*持ち物
・課題のじゃばら本(途中のものでも良い)
・筆記用具
・ノート

※スポット受講(在校生、卒業生対象)、ご見学(体験受講)の方、
随時受付しております!
興味のある方はギャラリーvie絵話塾までお問い合わせ下さい。
よろしくお願いいたします。

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